story182 ピアノソナタ『月光』殺人事件14 ページ37
Aside
『...!』
そうか...そう言う事だったのね
犯人はあの人だ...まだ証拠はないけど今のうちに証拠を集めなくては!
あの人はまた人を殺すに決まってる!
動機は恐らくあの人の身内である麻生さんの敵討ち...
『月光』の第二楽章と第三楽章で二人が殺される...殺される人間に該当する人物は黒岩さんと西本さんだろう
麻生さんの息子さんの名前は【せいじ】って言ってたけど漢字はどうやって書くのかしら...?
それが分かれば苦労しないのよね...
「(クッソォ...この事件、分からねぇ事だらけだ。何故犯人はわざわざ遺体をピアノの部屋に運んだのか...遺体と一緒に残されていた譜面には何の意味があるのか...そしてこの事件を予告したあの手紙...ん?待てよ...確かあの文面には【消え始める】って...まさか、まさか、この事件...)」
「なにぃ!?事件を予告してただと!?この手紙がか?」
「うん。その【影が消える】って言うのは光に包まれるって事。光って言うのは月の光。『月光』の事だよ」
新一君はこの手紙は殺人予告である事を小五郎さんに話せば小五郎さんは驚きを隠せない表情になるも新一君は手紙に貼られていた文面の意味を教えていた
フッ...さすが新一君ね
私も手紙の文面をチラッと見たけど、あれはどう考えても『月光』の意味になるとすぐに分かったし、影が消え始めると言うのは再び『月光』が流れて人が死ぬと言う意味になる
つまり事件はこれだけでは終わらないと言う事だ
「そうか!12年前の麻生さんも2年前の亀山さんも亡くなる直前まで『月光』を弾いていた。つまり再び影が消えるって事は再び『月光』が流れて人が死ぬって事だったんだ!」
小五郎さんは新一君の話を聞いて、12年前に亡くなった麻生さんと2年前の亀山さんが亡くなる直前に『月光』を弾いていた事で再び影が消えるって事は再び『月光』が流れて人が死ぬって事だとすぐに理解した
「ちょ...ちょっと待って!この手紙には【影が消え始める】って...」
「え!...って事はまさか、まだ事件は続くって事なのか!?」
「うん」
蘭ちゃんが手紙に【影が消え始める】と言った時、小五郎さんが事件はまだ続くのかと驚きながらそう言うと新一君は頷いていた
空を見てみると今日は満月だった
満月...?ヤバい!また誰かが殺されるわ...!
これはあくまで私の推測だけど次に殺されるのは黒岩さんだろう
あの人は確か、西本さんと幼馴染であり、川島さんと関わりがあるってあのメガネをかけた男性が言ってたし...
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作者名:黒羽明菜 | 作成日時:2018年5月23日 20時