第9話 圧強かったかな ページ10
次の日、Aちゃんを学校に送り出した
俺も仕事に行こう
今日はCMのナレーションですぐに終わった
Aちゃんを迎えに学校に行った
するとAちゃんが出てきた
近くに行って声をかける
『ありがとうございます。でも増田さん、めっちゃ怪しいです』
｢これ結構俺の私服｣
『あっなんかごめんなさい笑』
この子も少しずつ笑うようになったなと感心していると
【、、、、A、、？】
『兄ちゃん、、、』
Aちゃんの反応からして大丈夫な方の兄なのだろう
でも明らかに怪しまれている
しばらく兄妹で話していると突然お兄さんが俺の所に来た
圧力をかけるような笑顔で
【初めまして、兄です。色々とゆっくりお話したいので今度ご飯とかどうでしょう？】
と言ってきた
これは行かないとだめだなと思った俺は電話番号を渡した
後からAちゃんに言われて犯罪がバレることに気がついた
数日後、本当にお兄さんから電話がかかってきた
そして指定されたカフェに行くともう待っていた
軽く会釈し席に座る
【初めまして、兄の日生翔大です。】
｢は、初めまして、増田俊樹です。。｣
【早速本題ですが、何故あなたのような有名な方が私の妹を？】
俺は今までの経緯を話した
コンビニで会ったこと、助けを求められたこと
全てを包み隠さず説明した
すると
【安心しました。私は家が大嫌いでした。だから絶対家で笑うことはありませんでした。でも妹が産まれてからは人が変わったかのように溺愛してまして。。だからこそ、長男の所業が許せなかった。】
【もっとちゃんと安定して稼げるまで妹の学費を払って、安定してからは私の家に住まわせようとしてました。でもあの子はあなたといる方が良いかもしれません】
｢いえ、そんな、、｣
【何かあったらすぐ私に連絡してください。飛んでいくので。あとあなたのことは信頼しますが信用はしてませんので、何かしたらすぐに今の生活は出来ないと覚悟してて下さい。では私はこれから仕事なので。お時間取っていただきありがとうございます。】
｢こちらこそありがとうございます。命をかけてでもAちゃんの事守ります｣
緊張の食事会は終了した
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長文多くてすみません💦
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幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
