第37話 記憶があやふや ページ40
増田side
今日はAちゃんと翔大さんと正月パーティ。
あれから気をつけていたけど今日は正月だからたくさん酒を飲もう！翔大さんもいるし！
そう言い聞かせてAちゃんの制止も聞かず飲みまくった
結果 記憶ない
午前4時
目が覚めると綺麗にベッドで寝ていた
隣にはいつもいるはずのAちゃんが居ない
｢まだ夜明けてないんだけどなぁ…｣
そう言いながら水を飲もうとリビングに行く
するとソファに寄りかかって寝ていた
｢全く…｣と漏らし水を飲んでからAちゃんを姫抱きにしてベッドまで運ぶ
ついでに昨日どこまで記憶が無いか探ってみる
昨日は酒を浴びるように飲んで潰れたんだ
でも微かにその後の記憶がある
確か自分の声で目が覚めて、、あぁダメだ思い出せない
そんなこんなで考え込んでいるともうとっくに太陽が昇っていた
横を見ると
『あれ、なんで私ベッドに、』
Aちゃんが目を覚ました
｢Aちゃんおはよ｣
『あ、おはようございます。なんで私ベッドで寝てるんですか』
｢あぁ、さっきソファに寄りかかってたからこっち運んできたんだ〜｣
『えっと、どうやって、、？』
なんでそんなとこ気になるんだ
｢んーと、姫抱き？｣
そう言うと一気に顔を赤らめて俯いた
｢え、、待って俺昨日なんかした！？！？｣
『いや、えっと、、その、私がした、と言うか、、』
一気に頭に？が浮かぶ
｢？？？｣
『やっぱりなんでもないです、』
Aちゃんはリビングに行こうとベッドから降りた
｢待って！｣
そう言ってAちゃんの腕を掴む
すると
『あっ、、ちょ、、』
｢昨日、なんかあった？記憶無くて何も覚えてないんだよね｣
『な、何も無いです、』
｢本当？｣
『本当』
これ絶対割らないやつだ、と思って自分で思い出す事にした
俺があの時なんて言ったか。
｢Aちゃんは俺の事好きじゃないの、、？｣
うん言った覚えある。なんならそこで覚醒した
その後なんだよな
『私はあなたの事が好きで好きでたまらないですよ』
これは、本当の記憶、、？それとも願望？
あぁーーよく振り回してくれるよこの子は！
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
