第36話 どんな年明けだ ページ39
クリスマスから日にちが経ち、今度はお正月
気づけばここに来てから5ヶ月経っていた
もうそろそろ独り立ちする準備しなければいけない
そしてお正月、兄の翔大が家にやって来た
兄が言うには【久々に誰かと正月過ごしたかった】らしい
増田さんと2人で酒を飲みまくっていた
結果 2人とも潰れた
『はぁ、、何この成人男性達。』
そう漏らし1人ずつ介抱する
兄ちゃんはソファに転がす
雑に投げたのに声すら出さない。死んでるのかな
増田さんはベッドに投げる
すると
｢んふふ笑 Aちゃんは可愛いね｣
だからなんでこの人は酔うと爆弾発言するんだ
さすがに慣れてきたぞ
『はいはい。分かりましたから寝てください』
｢Aちゃんは俺の事好きじゃないの、、？｣
子犬のように潤んだ瞳で訴えてくる
なんなんだこの人、、、
どうせこの人酔ってるし何も覚えてない
だったら存分に愛を語らせて貰おうじゃないか
『私はあなたの事が好きで好きでたまらないですよ』
そう言ってﾁｭｯと頬にキスをする
やりすぎたか、とチラッと増田さんの方を見るが寝ていた
早すぎる胸の鼓動を抑えながらそそくさと部屋を出る
リビングに戻り自分の行動を思い返すと、さすがに大胆すぎたなと頬が赤くなる
もう早く寝よう、とさすがにベッドは心臓が持たないため兄がいるソファに寄りかかって眠ることにした
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
