第27話 酔っ払い許すまじ ページ30
次の日の朝、目を覚ますと増田さんはまだ寝ていた
はぁ、とため息をつき起き上がって朝食を作る
ちょうど作り終わったぐらいに増田さんが部屋から出てきた
『おはようございます』
｢おはよ〜めっちゃ頭痛い｣
『まぁあんだけ飲んでれば痛くもなりますよ』
水を出しながら答える
｢俺そんなに酔ってたー？記憶無いんだよね。お、水ありがと｣
おいおいまじかよ、、
『あ、あの昨日の爆弾発言2連発覚えてないんですか？』
｢え！何それ！？なんも覚えてないんだけど｣
本日2度目の大きなため息をつく
｢えぇ俺なんて言ってた？？｣
あんな恥ずかしいセリフを言わせるのか
『言いませんよ。それより梅原さんに謝罪と感謝しておいた方が良いんじゃないですか？』
と身支度しながら答えた
｢梅ちゃん？｣
『家まで運んでくれたんですよ』
よし、話題を逸らすのに成功した
｢今度ご飯でも奢ろうかな｣
『また酒飲んで酔っ払って帰ってくるじゃないですか』
｢いやぁ昨日はすごい飲みたかっただけだよ｣
『てかご飯食べてくるなら連絡ぐらいしてください』
｢あぁ、それはごめんなさい｣
『はい、分かればいーです』
そう言って私はフン、とそっぽを向いた
時計を見るともう出る時間だった
『それじゃ学校行ってきます』
｢行ってらっしゃい｣
こうやってお見送りしてもらうのも久しぶりだなと思いながら家を出る
学校に着くと香月ちゃんが先に来ていた
『おはよう香月ちゃん。今日早いね』
｢おはよー!なんか早く目覚めたから早く来てみた笑｣
『毎日そうして欲しいけどねぇ』
｢きびし〜｣
いつものように授業を受け昼になった
｢ねぇ久し振りに遊ぼーよ。色々聞きたい事あるし笑｣
そう言えば最近遊んでなかった
『うん！いいよ〜！』
｢遊ぶとこ放課後てきとーに決めよう｣
午後の授業も終わり放課後になった
｢どこ行くー？個人的にはカフェ希望｣
『良いけど夜ご飯は家で食べるよ』
｢えぇー？？気になること言うじゃーん！｣
『いいからいいからカフェ行こ！』
カフェにつき案内された席に座る
私はパフェ、香月ちゃんはワッフルセットを頼んだ
｢でさ！A、増田さん、だっけ、どうなった？？｣
『す、好きかもしれない、、、』
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 69人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
