第26話 酔ってます？ ページ29
学校から帰ると誰も居なかった
珍しい。いつもなら増田さんがいるのに、
仕事忙しいのかな
しばらく2人で暮らしてたから少し寂しい
まぁこんな事思ってても仕方ないから1人でご飯を作って食べる
そう言えば増田さんご飯食べて来るのかな、
考えれば考えるほど増田さんの事ばかりになる
久々にゲームでもしよう、とスマホを開く
しばらくして時計を見ると12時を指していた
｢遅いな、、、｣
そう漏らした時玄関のインターホンが鳴った
誰だろうかと覗き穴を見るとすっっごい見覚えのある人がいた
ドアを開けるとイケメンに肩を借りて項垂れてる増田さんが居た
?｢あ、、えっと夜分遅くにすみません。増田さんがこんなんなっちゃったので、｣
『そ、そうでしたか』
?｢あ、申し遅れました。梅原裕一郎です｣
『存じております。でも、、』
｢大丈夫です。この事は口外しません｣
『助かります、、』
ほら増田さん家着きましたよ、と叩き起す
この人、先輩に対しての扱いがひどいな
｢う〜〜ん。んふふふぅ｣
増田さんも増田さんだ。飲んでくるなら連絡して欲しい。呑気に笑いやがって
梅｢そういえば。増田さんあなたの名前ずっと呼んでましたよ｣
『え？』
｢【Aちゃ〜んAちゃ〜ん、ご飯いらないよ〜】って言ってました｣
『それは私に言って欲しかったですね』
｢ふっ笑 それではこれで失礼します｣
『あ、ありがとうございました』
｢いえ｣
そう言って増田さんを受け取る
『増田さーん。家ですよ起きてください』
｢ん〜〜〜。Aちゃ〜〜ん？｣
『はいそうです。そうだから起きてください』
｢ふふふふ笑 やっと会えた｣
この笑顔はずるいよ、、
はぁ、とため息をつくと急に増田さんが上体を起こして私に抱き着いてきた
『ちょ、ちょっと！』
｢Aちゃんだ〜！大好きだよぉ〜！｣
爆弾発言
何も気にせず酔ってふにゃふにゃしてる増田さんととてつもなく焦っている私
『いやあの増田さん？？そろそろ酔い覚ましてくれません？？』
埒があかなさそうなのでそのまま引きずってベッドに投げ込む
｢んん〜、、、ｽｩｰｽｩｰ｣
あ、寝た
もう私も寝よう、と隣に入る
すると増田さんが少し目を開けて
｢Aちゃんのことずっっと閉じ込めておきたいな〜｣
またも爆弾発言。やめてくれ
その日は何も気にせず寝ることにした
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幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
