第21話 告白 ページ23
伊吹side
ある日Aちゃんのクラスに行くと小学校の時のクラスメイトに再会した
｢え、成瀬？｣
｢え、一ノ瀬？｣
この人小学校の時から危ない噂立ってたけど大丈夫かな
すると一ノ瀬が何かを察したように近付いてきてコソッと
｢ねぇ成瀬あんたAのこと好きでしょ笑｣
と言った
｢そうだよ、なんか悪いかよ、、。｣
｢あっははは｣
愉快な笑い声が響く
むかつくなぁ
家に帰ると一ノ瀬にLINEを勝手に追加されていた
香月よ!
伊吹勝手に繋ぐなよ笑
香月てかさ
香月Aのこと好きなんだろうけど諦めた方が良いよ
伊吹そんな事わかってるよ
伊吹だからちゃんと気持ち伝えて諦めるつもり
香月伝えるなら早めにしな
伊吹うん、ありがとう
1週間後、僕はAちゃんを誘いにクラスに行った
Aちゃんは悩みに悩んだ僕を心配してくれている
そんな優しい所が好きだよ
｢明日、話がしたい｣
次の日、放課後掃除当番なのを忘れていた
『あ、、伊吹くん。良かった帰っちゃったのかと思った笑』
やっぱり優しい
｢ごめんね笑 掃除当番なの忘れてた笑｣
『そっか！じゃあ待ってるね』
そう言って君は笑う
マッハで終わらせてすぐに教室を出る
｢ごめんねお待たせ｣
『ううん！全然待ってない』
また笑う君
その優しさもその笑顔もその気遣いも全部全部全部全部
｢好きだよ。ずっと｣
『え、、？』
困惑する君
そりゃそうだよね。君は友達だと思ってたみたいだし
でもね僕はずっとずっと大好きだったよ
『少し待って欲しい、です、』
想定外の答えだった
即振られると思っていた
｢ち、ちなみにどうして？｣
『伊吹くんと居る時間がとても好き。だから少し考えたい、、ダメ、かな、、？』
｢もちろん良いよ｣
そうやってちゃんと考えてくれる所も好きだよ
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幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
