第17話 下の名前 ページ19
｢おかえり、珍しいね遅くなるの｣
少し怒ってる？
『あ、すみません、。もう少し早く帰るつもりだったんですけど遅くなってしまいました、』
増田さんが手を伸ばした
あ、、、、、、殴られる、、、、
瞬時にギュッと目を閉じた
すると頭に大きな手が置かれた
不思議に思って目を開けると近付いてきて
｢あ、ごめんね怖がらせて。俺全然怒ってないよ。でも心配したんだよ、？｣
そうだった。この人はあいつらとは違うんだ
『ご、ごめんなさい』
素直に謝った
｢よし！｣
その日の夜は2人でマックを食べた
寝る前
｢そういえば今日誰と遊びに行ってたの？｣
『隣のクラスの男子です』
｢えー！なになに気になるんだけど！｣
『前学校行く時に道で倒れてたので助けたらお礼がしたいって』
｢うわー良いね〜！顔写真とかないの？？笑｣
『あ、さっき丁度送られてきてたんですよ』
ツーショットの写真を見せた
『これが伊吹くん、あ、男子です』
すると増田さんはなんとも言えない表情をした
｢下の名前で呼んでるんだ、｣
『あ、はい。呼んで欲しいって言われたので』
｢そっか｣
｢俺も頼めば呼んでくれる？｣
『ん〜増田さんは歳上なので少し呼びずらいかもです』
｢でもここまで一緒に住んでて苗字呼びは堅くない？？｣
確かにそれも一理ある
『じゃ、じゃあ【俊樹さん】、、？』
｢ちょ、ちょっと待って、、、｣
顔を手で覆い後ろを向いてしまった
よく見ると耳が真っ赤になっている事に気がついた
『耳、真っ赤ですよ？笑』
｢そ、そんな事ない、、、｣
ふふっと笑っていると増田さんは私の耳元まで近付いてきて
｢A｣
急に呼び捨て+良い声で言われて顔が熱くなった
｢仕返し｣
｢ふふっ笑 顔真っ赤笑｣
『う、うるさいです、、、』
増田さんはにこにこしながら私の頭を撫でた
｢もうこんな時間だ、寝るか〜｣
『あ、はい！』
私達は寝る前に何してたのだろうか
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幽霊狐(プロフ) - 作者より を追加しました。ぜひお時間がある時にでも読んでいただけると嬉しい限りです！ (11月19日 19時) (
レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
幽霊狐(プロフ) - 第8話と第10話を誤字や掲載ミスのため修正しました(2023/11/12) (11月12日 16時) (レス) id: 06f0b1b7dd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：幽霊狐 | 作成日時：2023年11月5日 20時
