【完】幼なじみとの攻防戦【梅原裕一郎】 (ページ10)

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9.イケメンとラジオページ10

『ギリセーフ、、、』

増｢ほんとにギリギリだね、なんかあったの？｣

増田さんはそう尋ねながらラジオブースのドアを開けてくれる

『ありがとうございます。昨日ちょっと飲みすぎちゃって笑』

増｢ん、なんかいつもと違う匂いすんね｣

この人嗅覚ずば抜けてんな、、

『あ、洗剤！洗剤を変えました！』

そう言うと増田さんは吹き出して

増｢そっかそっか〜じゃあ梅ちゃんと同じ洗剤かもね｣

『何か言いたげですね。決して何も無いですよ』

また増田さんは笑って

増｢まだ何も言ってないじゃん、じゃ打ち合わせはじめよっか｣

しばらくして打ち合わせが終わり、ラジオが始まった

増｢皆さんこんばんは！増田俊樹です！本日はゲストが来てくださってます！｣

『みなさんこんばんは〜！桃沢Aでーす！』

増｢今回のテーマはクリスマスです！｣

『えぇ笑季節外れにも程がありすぎません？』

増｢ほんとだよね〜、もちちゃんってクリスマスになんか思い出とかある？｣

『思い出ですか、、クリスマスは毎年某幼なじみとケーキの取り合いしてましたね懐かしい』

増｢梅ちゃんってそんな甘いの好きだっけ？｣

『嫌いでは無いと思うんですけど私が好きな物は取り上げようとする体質を持っているようで…』

増｢ごめん初耳すぎるwwww他にもなんか取られたの？w｣

『取られました。なんかおもちゃで遊んでたら取り上げてどっかにぶん投げるんですよ』

増｢問題児梅原wwwww｣

『梅〜多分ラジオ聴いてるだろうから言うけど好きな物ぶん投げないでね〜』

増｢はい、ダメだよ梅ちゃん！｣

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増｢えーお時間が来てしまいました！｣

『お、早いですね。楽しかったですー！』

増｢わー！嬉しい！また来て！｣

『ぜひ呼んでください！！』

増｢それでは皆さんまた来週！バイバーイ！｣

『ありがとうございましたー！！』

ラジオが終了しスマホを確認すると珍しく梅からの通知がなかった

寝てるのかなと思い放っておく

増｢もちちゃん！お疲れ様〜！梅ちゃんの話めっちゃ面白いね笑｣

『お疲れ様です！まだまだありますよ』

増｢うわめっちゃ聞きたい！あ、LINE繋ごうよ！｣

『いいですよ〜！梅のイカレ話たくさん送り付けますね』

そう笑い合いながら交換して先に帰ろうとすると

増｢あ、誕生日おめでとう！｣

と言われた

『さては増田さんモテますね？ありがとうございます！』

そう返すと増田さんはにこっと笑った