【完】幼なじみとの攻防戦【梅原裕一郎】 (ページ9)

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8.起床ページ9

目が覚めると目の前にイケメンの顔面があった

もしかして一夜の過ちを、、？
あ、服着てるわ大丈夫

でも抱きしめられてるし足も絡められてるから起き上がれない

『ちょっと、梅起きてよ』

顔を軽くぺしっと叩く

｢んん〜。あ、酔い覚めた？｣

『昨日の記憶が全くない』

｢まじで言ってる？あれは？俺の事押し倒したやつ｣

『何それ』

｢えぇ〜、やっと振り向いてくれたのかと思って喜んだのに｣

『夢じゃない？』

｢違う違う。俺の事裕一郎って呼んだし｣

『えっ、、、きっも』

｢おい。あ、ちょっと待ってて｣

？となっていると棚から何かを出てきた

｢はい。ハピバ｣

『あれ、今日7日か。ありがと』

梅は、ん、と返事をして風呂に入りに行った

そういえば今日ラジオあるなぁと思いながら時計を見ると、午後3時を指していた

やっば、打ち合わせあんのに間に合うかな、

いや間に合わない

適当に勝手に棚から服を出す

丁度よく風呂から上がった梅を引っ張り出して風呂に入る

10分弱で風呂から上がり梅の服を着る

｢俺の服着てる、、エッ〇…。あ、洗うなよ｣

『まじできもい』

｢仕事？｣

『ラジオの打ち合わせ』

｢え。誰のラジオ｣

『だーますさん』

｢ふ〜ん｣

『不満そうですね』

｢だってお前俺以外のイケメンに弱いじゃん｣

『うわバレてる』

｢何年一緒にいると思ってんだ｣
｢イケメンに褒められても絆されんじゃねーぞ。だったら俺が褒めてやるから｣

『はいはい、じゃあね』

軽くあしらって家を出た