僕達また会おうね

◇SW ページ11

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「あぁぁ……終わっちゃったよ…」

「お疲れ様、ソンウ」

「ちゃんと俺のこと見てた？」

「だから見てたって。1番カッコよかったって」

「んふふ、そう？」

「なんなのよあんた……」





ニヤニヤと情けない顔で表情筋を緩めるソンウから離れて頰をペシッと叩く。

「いったああいっ！」と大袈裟にリアクションを取る彼に「全然変わってないね」と笑うと「ええっ！成長したでしょちょっとは！」と怒られた。

でも確かに、1年半前よりもずっとかっこよくなってる。

いや、前もかっこよったけど。





「プデュの時先生達に投げキスしたことも懐かしい思い出じゃん」

「めっちゃ好感だったあれね。ははっ懐かしい」

「私にもしてよ」

「嫌だよ」





ケラケラ笑いながらバッサリ振られた。

「冷たいなぁ」っていうと「Aにはもっとすごいことしてあげてるでしょ？」って言うから何も言えなくなって。

この人は羞恥心なんてものは持ってないのだろうか。





「…今からしちゃう？」

「は？バカなのお前」

「え、思った以上に冷たい反応なんだけど……そうだね、解散しちゃったから今日は私が…とかないの？」

「あるわけないでしょなんでそんなにバカなの」





今度は私がバッサリ振るとガーンと効果音がつきそうな表情であからさまに落ち込んだ。

いや普通しないでしょ…





「でもさぁ〜…せっかく2人なんだしさぁ〜……」

「……」

「今夜は2人、アウトオブコントロール……でしょ？」

「……バカじゃないの。早くメンバーのとこ行ってきな！」

「えー！冷たいーっ！」





いつまでたっても貴方は私の大好きな貴方のまま。

変わっても変わらなくても永遠に貴方が大好きなんだ。





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