第31話 ページ34
飛んできた二人の男女は知らないが、その後ろは私達が知っている人だった。
「ル...ルフィ...！？」
ゾロさんが彼の名前を呼ぶと、ルフィがこちらに気づいた。
「よォ！！みんな無事だったのか！とりあえず助けてくれ！！」
ザブブゥー...ン！！！
三人が同時に胃液の海へ落ちると、ナミさんが声をあげる。
「ルフィは置いといて、また変なのが二人いるんだけど......！！」
「おい！！じいさんが逃げるぞ！！」
ウソップがまたクロッカスさんを指さし叫ぶと、ゾロさんが止める。
「ほっとけ。ひとまずルフィを引き上げる」
クロッカスさんがどこかへ行き、時間が経つと、急に揺れが止まった。
「＿＿で？お前らは何なんだよ......！！」
ルフィと一緒に飛んできた水色の髪の女と、オレンジ色の髪の男の謎の二人にウソップは問いかける。
が、彼らはお互いにアイコンタクトを取り合うだけで、私達に返事をしない。
すると小さな扉からクロッカスさんが出てきて叫んだ。
「私の目が黒いうちは、ラブーンには指一本触れさせんぞ！！！」
すると、謎の二人が立ち上がった。
「フフフ...」
「ホゥ...だが我々はもう鯨の腹の中。この胃袋に風穴を開けることだってできるぞ！！！もう我々の捕鯨の邪魔はさせん！！！」
そう言うと彼らはロケットランチャーを持ち出し、クジラへと発砲した。
ドブオン！！！
大きな音を立てて、それは空中で爆発した。
何事かと思いきや、ウソップが叫んだ。
「あのおっさん、自分から弾を...！！！」
「まさか...このクジラを守ったの...！？」
ナミさんも驚くと、彼らは懲りないようでまた撃とうとする。
「オホホホホホ！！ムダな抵抗はよしなさいっ！！」
「そんなに守りたきゃ守って見ろ！！このクジラは我々の町の食糧にするのだ！！！」
この状況を見てウソップとナミさんが唖然としている。
「...な...何であのおっさんが...！！？」
「どうなってんのっ！！？」
二人ともクロッカスさんが捕鯨をしようとしている張本人だと思っていたのに、事態は一転。さすがに今の状況に頭が追い付かないだろう。
でも、確かにわかること。
この謎の二人が悪い人だということなら、私も黙っていられない。
「ちょっといい加減に＿」
そう言おうとした時、
ガンッ！！！
その音とともに二人は倒れる。
「何となく殴っといた！！」
ルフィがそう言うと、私は思わずナイスっ、と言って親指をたてた。
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あっすー♪ - イベントに参加したんで、評価とコメを書きました！ (2017年12月12日 19時) (
レス) id: 651ac96026 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴(プロフ) - とても面白くて読みやすいのでサクサク読めて更新大変だと思いますが他の皆さんと同じように続き楽しみにしてます。季節がら風邪など気をつけて頑張ってくださいね。 (2017年12月9日 14時) (レス) id: 3305a2e1d9 (このIDを非表示/違反報告)
毎日が眠い - めっちゃ面白いです！続編いってますがこの作品、めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2017年10月13日 18時) (レス) id: 5bbe59c0b5 (このIDを非表示/違反報告)
てぱゆ(プロフ) - なおさん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！(/_;)/~~ (2017年9月12日 20時) (レス) id: 5667f6847d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - とても面白いですワンピース好きなので続きを期待して楽しみにしています頑張ってください！ (2017年9月2日 5時) (レス) id: 16a43b07a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぱゆ | 作成日時：2017年6月8日 21時
