第26話 ページ29
時間は待ってくれず、船はクジラの体に直撃した。
するとバキッ…、と何かが折れる音がした。
「最…悪…。死んだかも…」やよゃゆゆやゅよや指じゃないじゃないよよゃゆ
ナミさんは顔面蒼白になって地面に膝をつきながら絶望している。
その時、ルフィが口を大きく開けて叫んだ。
「…………おれの特等席っ！！！」
声のした方向を見ると、メリーが床に倒れていた。
その叫び声が聞こえたようで、クジラの目が動いた。
何かしてくるかと思ったのだが、クジラはしーーーーー…ん、としたままである。
その瞬間を見計らってゾロさんが叫ぶ。
「に…逃げろ、今の内だァ！！！」
その言葉にサンジさんが返す。
「何だ一体、どうなったんだ！！？砲撃に気づいてねェのか！！？それともトロいだけか！！」
「知るか、とにかく今の内だ！！！」
するとまたクジラが鳴いた。今は、すぐ近くにいるため先程よりも遥かに大きく声が耳に響く。
「ブオオオオオオ！！！」
「ぐあァ！！！耳が痛ェ〜〜っ！！！」
「漕げ！！とにかく漕げ！！！コイツから離れるんだ！！」
サンジさんの言葉にウソップが叫ぶ。
「え…！？」
ナミさんの驚きの声が聞こえたかと思うと、クジラの目玉の前にルフィが立っていた。
そのルフィの顔は怒りに満ちている。
「お前、一体俺の特等席に………何してくれてんだァ！！！」
ドゴォン！！
「「アホーーーっ！！！」」
ルフィがクジラの目玉にパンチしたことに対して、私達は同時に叫んだ。
ギョロ…
「こっち見たァ〜〜っ！！！」
私は泣きながら叫ぶ。
「かかって来い、コノヤロォ！！！」
「「てめェもう黙れ！！！」」
「うおお」
喧嘩を売るルフィの頭を、ウソップとゾロさんは同時に蹴った。
グバァッ…！！！
クジラが大きく口を開き、船が口の中へ吸い込まれていく。
「うわああああああ！！！」
「ルフィ！！！」
ルフィが船の外へ投げ出されてしまった。
私は彼の名前を呼び、助けようとしたが間に合わず、クジラの口の中へ入っていった。
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あっすー♪ - イベントに参加したんで、評価とコメを書きました！ (2017年12月12日 19時) (
レス) id: 651ac96026 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴(プロフ) - とても面白くて読みやすいのでサクサク読めて更新大変だと思いますが他の皆さんと同じように続き楽しみにしてます。季節がら風邪など気をつけて頑張ってくださいね。 (2017年12月9日 14時) (レス) id: 3305a2e1d9 (このIDを非表示/違反報告)
毎日が眠い - めっちゃ面白いです！続編いってますがこの作品、めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2017年10月13日 18時) (レス) id: 5bbe59c0b5 (このIDを非表示/違反報告)
てぱゆ(プロフ) - なおさん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！(/_;)/~~ (2017年9月12日 20時) (レス) id: 5667f6847d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - とても面白いですワンピース好きなので続きを期待して楽しみにしています頑張ってください！ (2017年9月2日 5時) (レス) id: 16a43b07a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぱゆ | 作成日時：2017年6月8日 21時
