第19話 ページ22
「おい大変だナミ！！！光が途切れた、やべェな！！“導きの灯”なのにな」
嵐の中、ルフィは船頭のメリーにぶら下がりながらナミさんに言った。
確か、メリーの場所はルフィの特等席だ。
「灯台の灯だもん、そりゃ途切れもするわよ。そのために航海士がいるんでしょ？大丈夫、方角ぐらい覚えてるから」
「ほお、やるなお前」
さすがナミさん、と感心していると
「おい、A！！そんなとこでつったってんならここ座れよ！！」
と、声をかけられた。
「で、でもそこ、ルフィが誰にも譲らねェ、って...」
「ニッシシ、Aは特別だっ」
そう言うと彼はよっ、とぶら下がっている状態からメリーの上であぐらをかいた状態に変えて、私を伸ばした腕で抱き上げ、自分のあぐらの上に乗せた。
「ちょ、ルフィっ」
そう言うと、彼は両腕を私の腰にまわし、自分の頭を私の背中にくっ付けた。
こ、これ完璧に抱きつかれてる＿！
そう理解した瞬間、私の顔がどっ、と熱くなるのが分かった。
男慣れしてないんです、私は＿！
「こここここれ以上は、い、一旦離れよう、ね？」
「こうしてるとなんか落ち着くからやだ」
このままじゃ恥ずか死にそうで、そう聞いたのに彼は離れようとしない。
むしろさらに、ぎゅっと抱きしめてくる。
「ん、A、また顔真っ赤になってんぞ？ニシシ、顔真っ赤病だなっ」
バカかあああ！ルフィのせいですよ！、と恥ずかしさのあまり反論しようとすると、
「イチャイチャすんな！！Aが困ってんでしょーが！！あと降りなさいよそこ！！！」
と、ルフィがナミさんに殴られていた。
ちなみに、それを聞き付けたサンジさんも目に見えぬスピードで一発、蹴りを食らわした。
俺のプリンセスを...、と悔しそうにしている理由は分からなかったが、一応、大丈夫ですよ、ありがとうございます、サンジさん、と笑顔で言うと目をハートにし、すぐ機嫌が良くなった。
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あっすー♪ - イベントに参加したんで、評価とコメを書きました！ (2017年12月12日 19時) (
レス) id: 651ac96026 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴(プロフ) - とても面白くて読みやすいのでサクサク読めて更新大変だと思いますが他の皆さんと同じように続き楽しみにしてます。季節がら風邪など気をつけて頑張ってくださいね。 (2017年12月9日 14時) (レス) id: 3305a2e1d9 (このIDを非表示/違反報告)
毎日が眠い - めっちゃ面白いです！続編いってますがこの作品、めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2017年10月13日 18時) (レス) id: 5bbe59c0b5 (このIDを非表示/違反報告)
てぱゆ(プロフ) - なおさん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！(/_;)/~~ (2017年9月12日 20時) (レス) id: 5667f6847d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - とても面白いですワンピース好きなので続きを期待して楽しみにしています頑張ってください！ (2017年9月2日 5時) (レス) id: 16a43b07a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぱゆ | 作成日時：2017年6月8日 21時
