第15話 ページ17
〜 これらは止めることのできないものだ。
“受け継がれる意志”
“人の夢”
“時代のうねり”
＿＿＿人が『自由』の答えを求める限り、それらは決して＿＿＿止まらない
海賊王G・ロジャー 〜
「風がひどくなってきた」
ゾロさんがそう呟いた。確かに風は先程よりも断然ひどくなっている。
「しつこいなあいつら、止まって戦うか」
「やめとけ、キリがねェ。それにナミさんが早く船に戻れつってたんだ」
ルフィを止めるサンジさんの言葉に私は疑問を浮かべる。
「ナミさんって？」
「うちの航海士だ！！ナミはすげェぞ！！」
「へぇ！会ってみたいなぁ」
ルフィがナミさんを自慢している中、お♡、とサンジさんが見た方向には一人、女の人が立っていた。
「ロロノア・ゾロ！！！」
「たしぎ曹長！！」
海兵逹にたしぎ、と呼ばれる人はゾロさんの名前を怒りを交えて叫んだ。
「あなたがロロノアで！！海賊だったとは！！私をからかってたんですね！！許せないっ！！！」
「お前あの娘に何をしたァ！！！」
サンジさんが海兵にではなく、ゾロさんにキレているのを見て、私はサンジさんは女に弱いのかもしれない、と思った。
「てめェこそ海兵だったのか」
彼らは知り合いなようだが、お互いを分かっていなかったようだった。
「名刀“和道一文字”回収します」
「………やってみな」
にやり、とゾロさんは笑う。
「先行ってろ」
「おう」
ゾロさんがルフィに指示すると、ガキイン！！！、と音がした。
「へェ」
ゾロさんの刀の一撃を、たしぎさんも素早く刀で受け止めたことに、ゾロさんは感心した。
ギギギギィン！！
刀の交え合いが激しくなるのが音で分かる。
「あの野郎、レディーに手ェ出すとは…」
「行くぞ！！！」
サンジさんはまたキレたが、ルフィが彼の襟を掴んで引っ張っていく。
「何だ、誰かいる！！」
「またか」
ルフィの言葉にサンジさんは呆れる。
ザァアァアァ…
そこには私の見知った顔があった。
「来たな、麦わらのルフィ。それにA…！」
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あっすー♪ - イベントに参加したんで、評価とコメを書きました！ (2017年12月12日 19時) (
レス) id: 651ac96026 (このIDを非表示/違反報告)
麻琴(プロフ) - とても面白くて読みやすいのでサクサク読めて更新大変だと思いますが他の皆さんと同じように続き楽しみにしてます。季節がら風邪など気をつけて頑張ってくださいね。 (2017年12月9日 14時) (レス) id: 3305a2e1d9 (このIDを非表示/違反報告)
毎日が眠い - めっちゃ面白いです！続編いってますがこの作品、めっちゃ好きです！これからも頑張ってください！ (2017年10月13日 18時) (レス) id: 5bbe59c0b5 (このIDを非表示/違反報告)
てぱゆ(プロフ) - なおさん» 嬉しいです！！！ありがとうございます！！(/_;)/~~ (2017年9月12日 20時) (レス) id: 5667f6847d (このIDを非表示/違反報告)
なお(プロフ) - とても面白いですワンピース好きなので続きを期待して楽しみにしています頑張ってください！ (2017年9月2日 5時) (レス) id: 16a43b07a7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てぱゆ | 作成日時：2017年6月8日 21時
