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五話…鈴蘭 ページ6

……眼帯ちゃん、入居決めてくれるかな。
ところで後ろに着いてきている子供はなんだ……？
大体10〜12位くらい。なんで着いてきてるんだろう。
……話しかけてみるか。


「ねぇ、君。どうしたの？私に何か用かな？」


出来るだけ優しい声を出し、その子と目が合うように身体を屈める。
その子は少し迷ったような顔をしながらこう私に向かっていった。



「お父さんとお母さん、いなくなっちゃった……からシェアハウス！住ませて！……ください！」


まさかの捨て子……？！
そういう場合は警察に言った方が……？いや、孤児院？


「……わんぴーすさん？」




「えっ、あ、なーに？」



「このシェアハウスってさ、名前に花の名前が付いてればすめるんだよね？
僕の名前、花の名前だよ！！」




マジかよ

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