絶妙な距離の中で【実況者/kiyo】

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『大丈夫ならいいけど？』




素っ気なく返しまた立ち上がる




ほんとはめちゃくちゃ心拍数爆上がり案件






するとキヨが不敵な笑みを浮かべて言った



｢俺は大丈夫だけど。もしかして今更恥ずかしい〜？｣




『…本当に髪の毛全部抜いてやろうか』




｢やめろごめんなさい｣









そんなやりとりをして、顔御見合せふと2人で笑ってしまう









そう、私は実況者でありキヨの幼馴染みであり





なによりも彼女でもある。









けど公にはしてない。



知ってるのは実況者仲間だけで、リスナーさんにはもちろん非公開だ







私たちはちょっとだけ普通ではない




カレカノという名前の友達関係の延長戦




お互いに負荷が少ない





お互い口が悪いがなんだかんだ本気の喧嘩をしたことも無ければ、キヨは面白くてすごく優しい









電気を消され、2人でベットに入る



｢んじゃ寝るぞ〜｣


『あい。おやすみ』





そう言って私はキヨの抱き枕となって寝る






なんもないのかって？






なーに。









するわけないですよばか

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