検索窓
今日:27 hit、昨日:3 hit、合計:30,489 hit

41 白き戦場の鬼 ページ44

Side sho


突然ですが助けてください


ちょっと待ってくれや次の対戦相手アイツやんな…?

エグいぐらい殺気出てんねんけど…えー行きたくない…


「そこー!早くコートに入りなさい!」

sho「いやいやいや待ってくださいよ相手の殺気すごすぎますもん!?」

「ゴタゴタ言ってないで!始まるぞ!」

sho「うぇー…無理やってぇ…」


促されるままコートに入る

入った矢先に鋭い目線が突き刺さる

口元はマスクで隠れていて見えない

てかなんやあの赤いばってん


sho「あー…まぁなんや、お手柔らかに…?」

「手加減するつもりは無い」

sho「殺しはしないでください…」


俺は死の気配を感じながら渋々と剣を抜く


「両者構え!…始め!」


その教官の声と同時に白い影が己の懐に飛び込んでくる

息を飲む間もなく自身の構えた剣を飛ばされてしまう

そしてそのまま影は止まることなく自身の脇腹へと剣が振られる


「第8コート、止め!!!」


凛とした教官の声が耳に入る

それは相手も同じようで、剣は己の脇腹に触れる寸前で停止していた


「第8コート、ひとらんらん勝利!」


唖然としていた

本当に一瞬の出来事で他のコートではまだ試合が続いているのか獲物同士がぶつかり合う音が聞こえる


しばらくしてひとらんらんと呼ばれた白い影が剣を収めようと身を引いた

その瞬間俺は膝から力が抜けてしまった

額からは冷や汗が流れている


sho(…ホントに、死ぬかと思った……)


相手の殺気は既に鎮まっている


"あれ"は何なのだ

恐ろしいほどの殺気を放ち、

恐ろしいほどの速度で敵の懐に入り込む

ただの行事の一環の試合なのに、本当に切る気で来ていた


ht「生ぬるい…これが本当の戦場ならどうするんだ」

sho「……。」


心を読まれたのかと錯覚した

ただの行事の一環、確かにそうだ

だけど、ここは、軍人を育成する学校だ


改めて思い知らされたような、気がした


--------------------------------

ほんっっっっっとーにお久しぶりです…´・ᴗ・`

作者のフラワーです


前回の更新(それも謝罪)から1年半が過ぎようとしてます

…忘れてたわけじゃないんですよ?

ただちょっと…バイト戦士になってました…


何度か書こうとはしたんですけどモチベがだだ下がりしてて…

ともかく、今度こそホントに復帰します!

おかえりモチベ!!!


てことで!

他作品も同時更新するので相変わらずの亀更新ですが、よろしくお願いします!!!

続く  (更新停止中) お気に入り登録で更新通知を受け取ろう

←作者より



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (38 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
112人がお気に入り
設定タグ:wrwrd! , d! , zm   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます!wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア!みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります!あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年1月18日 7時) (レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - (初コメ失礼っ!)脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です!(語彙力無くてすみません…)更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:フラワー | 作成日時:2020年12月5日 20時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。