[wrwrd!]絶対的脅威なあなたと私[zm]

25 多種武器実技テスト兼大会 ページ27

Side You


6人のストーカー事件(仮)から

あっという間に1ヶ月が経った

今日から多種武器実技テスト兼大会(正式名称？)が始まる

私を含めたいつもの8人はそれぞれバラバラな武器で参加する

私とゾムくんは小型ナイフ

トントンくん･グルッペン･コネシマくん･シャオロンくんは片手剣

鬱くんは拳銃

そして、ロボロくんは弓

軍に入れば違う武器種の相手と戦うこともあるので

まず予選では同じ武器種の相手と

本戦では違う武器種の相手と戦う

ちなみに予選も本戦もどちらもトーナメント式

それぞれの武器種から4人ずつ予選から選抜される

みんな強いから多分本戦に出てくると思うけど…

片手剣だけ、わかんないんだよなぁ…

いつもの8人の中に、片手剣で出場するのは4人

本戦出場枠も4人

それぞれ絶対違うブロックにならないとダメなのだ


A「…そんな奇跡は起こらなかった」

zm「ん？どしたん？」

A「皆で本戦行きたかった…」

tn「しゃあないで、4ブロック丁度やのにバラバラにはなれへん」

gr「本当にそれこそ奇跡が起こらないとな」

A「うぅ〜…」

kn「にしても俺とグルッペンが同じブロックか…」


コネシマくんが勝ちようがあらへん、と呟く

そう、コネシマくんとグルッペンのブロックが被ったのだ

私とゾムくんやトンシャオの2人は全員バラバラのブロックだったんだけど…


sho「もう後5分もないし、諦めるしかないよなぁ」

ut「どっちが勝っても恨みっこなしやろ」

kn「当たり前やろ」

gr「まぁ、負ける訳には行かないけどな」


シャオロンくんがそう言っても

私はずーっとウダウダ言ってた

そんなことをしてる間にもう開始の時間


rb「んじゃ、会場行こか」

zm「ほいほーい、ほらA行くでー」

A「やーだー！全員で本戦行くのー！」

sho「ただの駄々っ子やんけ…」

ut「可愛ええからええんちゃう？」

tn「それにはちょっと同意する」


ゾムくんにズルズルと引き摺られ

会場に到着する

会場には貴族出身の子達の親がギャラリーに集まっていた


「コネちゃーん！頑張るのよー!!」

kn「げ、オカン…」

gr「コネちゃん…www」

kn「何笑っとんねん！」

tn「ん？てかあそこって王族席…」

A「え、ホントじゃん」

zm「シッマ王族やったん!?」

kn「あれ、言っとらんかったっけ」

gr「俺は流石に知ってるぞ」

kn「アースクル王国、第2王子。コネシマ=アースクルやで」

A「えぇ…知らなかった」

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