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17 貴方の趣味 ページ18

Side You


武器体験が終わって、

特に何も無く1ヶ月

ついに私が楽しみにしてた日が来た…!


A「やっとだぁ…」

zm「ん?何がやっとなん?」

tn「あぁ、アレか」

gr「嫌だからアレって何なんだゾ?」

ut「俺は知らんで」

kn「俺も知らん」


皆が知らなくても不思議ではない

これはきっと、私と同じ趣味を持つ一部の人しか興味が無いから


A「今日は、厨房の初開放日なんだよ!!」

kn「…なんで厨房?」

tn「なんかAってさ、大の料理好きらしいんよな」


そうなのだ、私の趣味は料理

なので、自身で料理ができる厨房の開放は

私がずっと楽しみにしていた事だった

時は遡り──

ゾムくんと出会ってしばらく経った頃

私はいつも通り狩りに行こうと、森へ向かっていた

少し離れた森へ徒歩で向かっている時、

足元に1冊の本が落ちていたのだ


A「…おりょうりの、ほん?」


パラパラと冊子をめくっていくと

様々な種類の料理・お菓子・パンなど

沢山のレシピが載っていた

本が落ちていた付近には貴族の城

そして、その貴族のゴミが置いてあった

きっと貴族の誰かが捨てたものなのだろう


A「ごみなら…もらっていってもいいよね?」


それからと言うもの、私は狩りでたまに取れる

売れば高値になる食材をレシピを見ながら調理しだした

初めて食事に出した時はもちろん両親に驚かれた

それでも、2人の喜ぶ顔が見れるので

私は軍学校に入るまで、ずっと料理を続けた───


A「まぁ、そういう訳ですよ」

zm「なるほどなぁ…」

gr「なぁ、お菓子って何が作れるのだ?」

A「まぁ、色々?クッキーやカップケーキはもちろん」

kn「鮭は?!鮭!!」

ut「え、なんで鮭?」

A「まぁ、鮭料理は作れるけど…」


厨房を使える事は学校に入学する前から知ってたので

その拾ったレシピも持ってきてある


A「とりあえず、行かない?」

tn「ええで、どうせお前らも着いてくるやろ?」

zm「Aが作ったん食べてみたい」

gr「甘いもんが食いたい」

ut「女の子が料理してる姿とか絶対いい」

kn「鮭!」


という事でいつもの6人で厨房へ

初日という事もあってか、中は人っ子1人いなかった


A「貸切だ〜!」

gr「今日は何作るんだ?」

kn「鮭か?!」

zm「シッマは一旦黙っとけ」

A「やっぱり初めだし、クッキーとかかな」

tn「じゃあ俺らは椅子座って待ってるわ」

ut「女の子の手作りクッキー楽しみやわ〜」

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作品ジャンル:恋愛
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます!wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア!みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります!あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年1月18日 7時) (レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - (初コメ失礼っ!)脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です!(語彙力無くてすみません…)更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フラワー | 作成日時:2020年12月5日 20時

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