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13 武器体験2 ページ14

Side zm


小型ナイフ楽しかったなぁ!

やっぱり俺とAの獲物はナイフかな

使い慣れとるからな

そう言いながらそっと腰あたりの硬い感触を確かめる

ここにあるのは、5歳からずっと愛用していたナイフ

手入れして、今でもまだ使える

流石に卒業する時にはダメだろうけど…

でも、出来るだけ長く一緒にいたい

最初の相棒だから


kn「片手剣のスペース着いたぞ〜」

A「うわぁ…!色んな形のがある……!!」

tn「こう見ると圧巻やなぁ」


目の前には様々な色・形の片手剣達

氷の様に透き通り、葉の装飾が施されているもの

既に血に染められているような赤のもの

何もかもを吸い込む暗闇のようなもの

深い青にキラキラと金箔が埋められたもの

どれも綺麗で、眩しい


ut「んー、どれが合うとかあるんすか?」

「あぁ、柄の部分の形がそれぞれ違ったりするからな」

「それに重さも、Aの様な女性用の軽いものもある」

A「それなら使えそう…!」


そう言ってAに渡されたのは

金色で花の装飾が施されている剣

ふわっと花の香りがした気がした


zm「お、俺は?」

「お前は…これとか」

gr「俺のは!?」

「あーもうわかった、順に渡すから…」


俺は薄い緑の不思議な模様(クリーパー)が施された剣

グルッペンは最初に見た、暗闇のような黒の剣

大先生は深海のような深い青の剣

2人の剣にはあまり目立つような装飾はない

コネシマの透き通る青の剣は氷のように薄く感じるが

ダイヤモンド製らしく、硬さはここにある剣で1番なんだとか

トントンの剣は見た目こそ地味な鉄剣だったが

振り安さが格段に違うらしい

──これが、コネシマとトントンの愛剣との出会いだ

教官からの指導が始まり、2人と周りの差は開いて行った

2人の獲物は片手剣になるだろう

確かにトントンは物分りが良く、ナイフにもすぐ慣れた

だけど、同じく飲み込みの早いグルッぺんさえ置いていく程の慣れ、だった


tn「はっ、はは!楽しい…!」

kn「俺もやで、トントン!!ナイフよりも重いはずやのに、めっちゃ振りやすい…!!」

ut「おー、2人才能開花しとるやん」

gr「トン氏があんだけ楽しそうにしてるのは久々に見るゾ」

A「ホントに、いつもも楽しそうだけど今はそれよりもずっと」

zm「うーん…、やっぱ重たいから振りずらい…」


不慣れなまま、片手剣の練習が終わる


「お疲れ様、自身の武器がもし片手剣なら…今使った剣をプレゼントしよう」

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作品ジャンル:恋愛
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます!wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア!みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります!あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます!頑張ってください! (2021年1月18日 7時) (レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - (初コメ失礼っ!)脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です!(語彙力無くてすみません…)更新頑張って下さい!応援してます! (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:フラワー | 作成日時:2020年12月5日 20時

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