39 空も晴れ、気持ちも晴れて ページ41
Side zm
あー、なんかあそこで宜しくやってんなぁ…
とりあえずシッマは後で殺す
なんて在り来りかもしれない嫉妬を拗らせながら
自身もコートに向かう
次の対戦相手はAランクのソラっていうやつ
一応性別不詳らしいけどまぁ見目的に女やろ
だからって手加減するつもりないけど
…Aと一緒に本選行くって約束したし
sr「…ゾムくんかな？よろしくね〜」
zm「…よろしく」
sr「ふむふむ、礼儀はなってると」
zm「は？」
sr「あぁごめんね、ナイフの人って気性荒いイメージあるから」
zm「…あー、まぁ…？」
sr「まぁゾムくんはそうじゃないみたいで安心したよ」
なんて会話を交わしていたら教官の声が響く
サッとソラから距離を取り、ナイフを抜き取る
「両者構え！…始め！」
…ロボロの情報通り、すぐに跳んでくる様子はない
なら、しばらく睨み合うか…
zm「さっさと仕留めに行くかやな！」
sr「…っ！」
自慢の跳躍力で充分に離れていた位置から2歩程度でソラの元に届く
が、上から振り下ろしたナイフはしっかりと受け止められた
zm「Aランクの癖にようやるやん！」
sr「SSランクとは思えないような突っ込み方したね!!」
zm「生憎好戦的なもん…でっ！」
数秒の睨み合いの末、もう一度後ろに飛び退く
最初と同じぐらいの距離を取り、
右足をついて左足もつこう…とした瞬間
目の前にソラが飛び込んでくる
zm「うぉっ！…あぶなぁ」
sr「って言いつつ全然危なげなく流したけど?!」
右足だけじゃ受けきれないと判断して
難なくソラの攻撃を横に受け流す
そんな攻防戦を続けて予選の中で1番長い時間が経っていた
zm「っはぁ、お前ほんまにAランクか…？」
sr「生憎テスト当日は少しばかり体調を崩していた物でね」
zm「うわズリい…」
sr「崩したくて崩したわけじゃないんだけど？」
むしろランク上げる為にも勝たないとなんだけど…
と小言をいうソラをガン無視して振りかぶる
zm「よっと」
sr「うぇっ、ちょっまっ」
意識が逸れていたのもあり俺はソラの首元にナイフを近づけることが出来た
「第12コート、ゾム勝利！」
開始から9分、ようやく勝敗がつく
sr「えー、ずるくないそれ…」
zm「気が緩んでるお前が悪い」
sr「ぐっ…正論なんだよなぁ…」
話を終えたと思い控え室へと歩を進める
すると後ろから
sr「よかったらまた模擬戦とか付き合ってください！」
そんな声が聞こえたから手を振っておいた
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フラワー(プロフ) - コメント、ありがとうございます！wrwrdだと色んなペアがあるのでそれなら夢主とzmさんで脅威ペア！みたいな...ほぼ書きたいっていう欲望で始めたこの作品ですが、頑張ります！あんこおさんも番外編の方、楽しみにしてます！頑張ってください！ (2021年1月18日 7時) (
レス) id: 7134aa4a2a (このIDを非表示/違反報告)
あんこお - （初コメ失礼っ！）脅威さんの可愛さが溢れていて、尚かつ夢主と脅威さんがペアを組むっていうのがもう最高です！（語彙力無くてすみません…）更新頑張って下さい!応援してます！ (2021年1月18日 6時) (レス) id: 33306f1976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：フラワー | 作成日時：2020年12月5日 20時
