扁桃腺炎(潤)4 ページ24
翔サイド
着替えようと思って階段を上っていると潤の部屋から和と潤の声が聞こえてきた。
ん？潤が具合悪いのか？だいぶぐずってるような。
「ただいまー。どうしたのー潤？なんかグダグダだね。」
和「扁桃腺炎。38度少し熱があってね。薬取りに行こうと思うんだけど、この通り掴まって動けない。挙句、抱っこしてって言われてさ...」
そりゃいくらなんでも無理があるよね。
「結構高い熱あるんだなー。かなり腫れてるの扁桃腺？抗生剤と鎮痛剤飲ます？」
和に抱きついてる潤の側によって頭をなでてやる。
そっと首筋に手を触れると確かに熱い。
「ケフレックスあるよ。あんまり腫れて痛いようだったら飲むのも辛いかもだけど。」
和「バファリンとケフレックス飲まそっか。」
「じゃ俺取って来るね。潤、お薬飲めそうか？そうか点滴したほうが良い？」
潤「やーー。痛いのやー。もう...嫌い。」
なんか良くわかんないけど、体辛いってことだけは間違いなさそうだね。
和「翔兄がお薬持ってきてくれるって。飲める？」
潤「んんーーー無理..もう寝る...いたーいー。」
和「今、何聞いても無駄そうだね。どうしようか、点滴入れちゃおうか。その方が本人も楽だと思うけど。」
「だね、ちょっと何の薬あるか見てくるから、もうちょっとそのグダグダ甘えん坊さんの相手お願いね。スーツくしゃくしゃになってるけど。」
和のお腹に頭をグリグリと押し付けて、うううーとかぐぐぐーとか唸り声を発してる潤。
部屋に戻り薬を確認すると、抗生剤の静注用がミノマイシンしかない。
うーん、微妙なチョイスだよね、扁桃腺となると。
「ミノマイシンしかないんだけど、良い？」
和「微妙だなー。それなら点滴しなくてもケフレックス飲ませても良いけど。でもこの分じゃ、針刺したほうが早そうだけどね。顔全然上げる気ないみたいだから。」
いまだに顔をうずめてる潤。頭を撫でてやってる和も困った顔をしている。
ベッドに座り和の腰に手を回している潤の手を掴むと熱い。
このまま手の甲に刺してしまえと思って、アルコール綿でサッと拭いて、針を刺す。
潤「んんんっ！やだーー。痛いーー。」
と声を上げて手を引っ込めようとするので、慌てて手首を掴んだ。
潤「翔兄、きらいー。痛いことする...」
和「そんなこと言わないの。痛いのやっつけるお薬だよー。これで少しは楽になると思うから。ほらいつまでも顔うずめてたらしんどいから顔上げなさい、潤。お水も飲まなくちゃ、ね？」
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まなみ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます。相葉ちゃんの話が書かれるのを楽しみにしています (2013年11月5日 5時) (
レス) id: 0de3c7665c (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 更新されるたんびにワクワクしてみてます！ (2013年10月27日 20時) (レス) id: 9ef67c3f29 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 移行おめでとうございます♪ いつも読ませてもらってます( ´ ▽ ` ) 応援してます(^^) (2013年10月27日 19時) (レス) id: 8a0170ced6 (このIDを非表示/違反報告)
SKY-RAIN26(プロフ) - １日に沢山の更新お疲れ様です(⌒∇⌒)毎日ほんわかしながら楽しく読ませてもらっています。無理はせずに☆ずっと応援しています。o@(^-^)@o。 (2013年10月27日 19時) (携帯から) (レス) id: 82f7d74dc4 (このIDを非表示/違反報告)
きあら(プロフ) - 頑張ってください！いつも楽しみにしています！ (2013年10月27日 18時) (レス) id: 5cc6fe5197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルパン
| 作成日時：2013年10月27日 18時
