いよいよ?5 ページ11
山Pサイド
「じゃそこに仰向けに寝てくれる？左腕出してね。顔はあっち向いててよ。」
翔さんがベッドの反対側に回ってしゃがんで目の高さをAと合わせてくれている。
針刺すところと切開してるところさえ見なければ、多分気分も悪くならないだろうし。
念のため薬剤を翔さんと一緒に確認する。アレルギー起こったら怖いからね。
翔「楽にしてたら良いからねー。もし途中で気持ち悪くなったら我慢しないですぐ教えてよ。」
翔さんがAと話を始めて、Aがリラックスしてきた頃に
「じゃまず麻酔の針刺すねー。力入れないでよー。」
腕を触ると一瞬びくっとしたA。
翔「ねーAは女の子と男の子だったらどっちが良いの？」
気の早い翔さんだけど、俺もAがどっち欲しいのか気になるから答えを知りたい。
A「女の子が良いな〜。だって男の子だったら私だけなんだもん、女の子なの。でも、お兄ちゃんたちがものすごく甘やかしそうで怖い。」
「そりゃ仕方ないよA。お兄さん達取られちゃうかもねー。みんな赤ちゃんが可愛い可愛いって。大丈夫、俺がAのこと可愛がってあげるから。」
翔「Aのことも大事にするよー。でもAが小さいときのこと思い出しそう。今も泣き虫だけどもっと泣き虫の怖がりさんだった。」
そろそろ麻酔効いてきたかなーと思って、腕を触りながらAに聞く。
「これもう感じない？じゃ小さく切って取り出しちゃうね。血、見たら気持ち悪くなるから、そっち向いて翔さんとお話しててよー。」
メスを握ってスーっと小さく切開する。なるべく切開箇所を小さく止められるように少しずつ。
翔さんの視線が時々感じられる。
メスを置いて、ガーゼで出血を拭きながら、鉗子を手に取り切開箇所に挿入してインプラノンを挟む。
A「んんんーー...」
チラっと一瞬だけAの方を見ると目を閉じて眉間に皺を寄せている。
痛くないはずだけど、ひっぱられる感じして気持ち悪いのかな？
「どしたーA？もうすぐ終わるよー。」
翔「どした？大丈夫A？気持ち悪いの？」
若干顔色が悪いかなーと思うんだけど、俺は手元に集中しなくちゃいけないのでAのことは翔さんに任せる。
翔「ちょっと脈速いな。どしたA？こっち見てごらん。」
翔さんが立ち上がってAの肩を叩いている。
鉗子を抜き出してトレイに置き、切開箇所をガーゼでギュッと押さえてAに声をかける。
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まなみ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます。相葉ちゃんの話が書かれるのを楽しみにしています (2013年11月5日 5時) (
レス) id: 0de3c7665c (このIDを非表示/違反報告)
まろ(プロフ) - 更新されるたんびにワクワクしてみてます！ (2013年10月27日 20時) (レス) id: 9ef67c3f29 (このIDを非表示/違反報告)
はるな(プロフ) - 移行おめでとうございます♪ いつも読ませてもらってます( ´ ▽ ` ) 応援してます(^^) (2013年10月27日 19時) (レス) id: 8a0170ced6 (このIDを非表示/違反報告)
SKY-RAIN26(プロフ) - １日に沢山の更新お疲れ様です(⌒∇⌒)毎日ほんわかしながら楽しく読ませてもらっています。無理はせずに☆ずっと応援しています。o@(^-^)@o。 (2013年10月27日 19時) (携帯から) (レス) id: 82f7d74dc4 (このIDを非表示/違反報告)
きあら(プロフ) - 頑張ってください！いつも楽しみにしています！ (2013年10月27日 18時) (レス) id: 5cc6fe5197 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ルパン
| 作成日時：2013年10月27日 18時
