【ブルーロック】冴くんのにゃんこ。【糸師冴】

japanese anemone ページ47

みなさん、こんにちは。Aです。


私は今すごく暇です。


何をするにもこのエリザベスカラーが邪魔で、外にも出られないし、遊ぶのも難しいし、毛づくろいなんてもってのほかだし。


ふと自分の肉球を見つめる。


確か猫の肉球ってスマホ反応するんだよね……


占いツ〇ール使って小説書いちゃう？「転生したら糸師冴の飼い猫でした」的な。


……よく考えたらここスペインだしブルーロックの世界線だわ。


あー暇。早く冴くん帰ってこないかな。


＊＊＊


……おそい……。


窓を覗いてみると外は真っ暗。


おかしいな、いつももう少し早く帰ってくるのになぁ。


なんだか昨日はすごい心配されて、愛されてるな、って嬉しかったのに、寂しく感じる。


何かこの寂しさを紛らわせるものはないかな、と思って辺りを見渡す。


ソファに置かれた毛布を引っ張ってくる。


なんか寒いと寂しさを感じるんだよね、秋に寂しく感じるのはそのせいかな。


次に、綺麗にたたまれた洗濯物が目に入った。


さすがだなぁ、ピシッとたたまれてるよ。


ちょっとお借りしますね。


上着をくわえると、いっしょに毛布の横に置く。


あ、冴くんのにおいだ、ほっとする。


……絶対一人は今引いた人いるでしょ、こっち今喧嘩のせいで心にも体にもケガを負ってんだよ!!


待ってこのままじゃヒステリックキャットってあだ名がついちゃう。あぁ逃げないでぇ！(情緒不安定)


＊＊＊
japanese anemone→シュウメイギク。花言葉は「忍耐」。


明日に続きます！

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