【ブルーロック】冴くんのにゃんこ。【糸師冴】

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一緒に試合の映像を見続ける。


試合は終盤になっていて、それまでの状況はわからないけど相手チームがゴールを決めた。


そこで試合終了。つまり冴くん達は負けてしまったんだ。


あの元気のなさとうっかり具合は負けちゃったからだったんだ。


理由がわかってほっとする。


なんかほっとしたら眠くなってきたかも……ふわぁ。


「アホそーな顔。」


ほっぺをつんつんしてくる。やってること可愛いなおい。


「……寝るか。」


パタン、とパソコンを閉じると、冴くんは私をまた部屋へ連れていく。


だから私も寝ようと思ってベッドの上に飛び乗った。


のに。


「ほら、A、こっち来い。」


布団をひらひらさせて、冴くんが私を呼ぶ。


え、なになに、と近くによる。


すると冴くんが私の上に布団をかけた。


「たまにはこういうのもいいだろ。おやすみ。」


冴くんと一緒の布団のなかで寝る……だと⁉


ちょっと待ってそれはだめ、そこまでサービスされると私〇んじゃう。


そう思って逃げ出そうとしても、冴くんの腕に行く手を阻まれる。


……あきらめろ、ってことかなぁ。


ブルロファンの皆様、どうかAをお許しください。


なんせまだちっぽけな子猫なんです。


なんて謝罪会見をしている間に、意識が薄れていく。


……おやすみなさい。


＊＊＊
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