【ブルーロック】冴くんのにゃんこ。【糸師冴】

plumeria ページ12

『にゃ……。』


さすがにいつまでもこのままでいるわけにはいかないので、素直に降りて冴くんの腕の中に飛び込む。


「ん、最初からそれでいいんだよ。」


やれやれ、と私の頭を撫でる。


でも急に近づいてきた冴くんも悪いと思いますよ、とジト目で見ると、顔を見て笑われた。


いくら日本の至宝だからって乙女の顔見て笑っちゃダメだろ。今私猫だけど。


「結局何があったかわかんねぇけど、お前なら脱走とかしないよな？」


だって、俺の飼い猫だろ？


……ああ神様仏様、いやこの際凛ちゃんでもいい。


改めて。神様凛様仏様。助けて。


＊＊＊
『……。』


冴くんはソファに座って本を読んでいる。


何読んでるのかきになるけどブックカバーがついててわからない。でも多分サッカー関連かなぁ。


私は足の上に乗っているんだけど、冴くんに持ち上げられて無理やり乗せられたので〇にかけ。


いやもう尊〇しそう。


そして、そしてね？？？


眼鏡かけてるの、冴くんが。


超かっこよくない？？？(語彙力の喪失)


マンガで見たら眼鏡になりてぇ……っていう所だけど、今の私にはそれ以上のポジションあるんで、どやぁ。


こんなこと言ってるの誰かさんに聞かれたら「ぬりぃんだよ」って言われそう。


まぁオタクの私にはそれすらご褒美ですけども！！((


＊＊＊
plumeria→プルメリア。花言葉は「恵まれた人」。

schizanthus→←fringed iris

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