朝から ページ26
目が覚めた。
いつもと周りの景色が違って、一瞬戸惑う。
が、ディ●ニーランドに来ていたのだとすぐに理解した。
起き上がろうとすると、上半身に重さを感じた。
「何……」
そう呟いて、私ははっとした。
シルクが私の身体に腕を回している。
シルクの腕と同時に視界に入ってくる、私の身体。
何も身に付けていないことから、昨夜の事を思い出した。
耳が熱くなっていく。
バレる前に抜け出して服を着ようと、シルクの腕を引き剥がしてからそっとベッドを降り、服を着た。
安心感が、私を包む。
再びベッドに戻ると、ギシッと音を立てて軋んだ。
起きてしまったのではないかと不安になるが、静かに聞こえる寝息を聞いて、ほっと胸を撫で下ろした。
睫毛、長い。
唇ぷるぷるだw
筋肉カッコいいなあ……
様々な事を思いながら、シルクの髪に手を通した。
すると案の定、ショートスリーパーのシルクはすぐに起きる。
シルク「おはよ。何してんの？」
「何でもないよ」
シルク「ふうん。」
素っ気ない返事をした後、シルクが突然起き上がろうとしたのだが、私はあることに気付き、いち早く阻止した。
「だめえええええええ!!!!」
シルク「何だよw」
だって、だって、今起き上がったら……
シルクのシルクが……
シルクは、何も言えずにいる私を見て察したようで、「ああ、」と溢した。
シルク「そういうことw昨日スッゲー見てたじゃん」
「『見てた』んじゃない、『見えた』の！」
シルク「はいはい。じゃ、そっち向いてて。」
私が後ろを向くと、衣擦れの音がし始めた。
程なくして、シルクが私の肩を叩く。
振り向くと、唇を奪われた。
「なに、朝からっ」
シルク「おはようのちゅー。」
「意味わかんないし」
シルク「んふw」
シルクは楽しそうに笑って、私の頭を撫でた。
そしてそのまま引き寄せられ、シルクの胸板に頬が当たる。
シルク「お前ほーんと可愛いのな。」
「ば、かっ。シルクも可愛いし！」
シルク「あ？w俺男だかんな」
「はいごめんなさいー」
シルク「許さん！w」
そう言った後、シルクは私を昨日みたいに押し倒して、頭をわしゃわしゃと撫で回してきた。
「髪ボサボサになるー！」
シルク「うっせw寝癖ついてっから変わんねーって！w」
「イヤー！」
あぁ、ホントに。
朝から疲れる。
でも幸せ。
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未人(プロフ) - くるるMAさん» おおw早いw頑張ります！w (2018年1月3日 18時) (
レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - スマホから！早速買ってもらいました！今年も妄想と更新頑張ってください！ (2018年1月3日 16時) (レス) id: cfcd9e6d3d (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 前にやってたやつ的なやつか…リベンジしてみるわ。忙しいのに返信ありがと (2017年12月13日 20時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - くるるMA さん» そうねぇ...やっぱRPGのパロじゃない？ (2017年12月12日 19時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - タブレットから。久々に来たら結構更新されててびっくり。全然関係ないんだけど、私が小説を書くならどんな小説がいいと思う? (2017年12月12日 18時) (レス) id: 8a6d8ed592 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：未人 | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時：2017年4月29日 20時
