帰宅 ページ8
シルク「せーの!」
3人+リスナー「アデュー!!!!」
シルク「はい、ありがとうございましたー!」
周りから拍手が起こり、解散となる。
ほとんどが帰った頃、私達もそろそろ帰ろうと準備をしていると、後ろから「あの、」と声をかけられた。
振り返ると、その人はフィッシャーズパーカーを着ていたため、ウオタミだと思う。
『こんぺいさん、酷いこと言って、すみませんでした』
ぺこり、と頭を下げるウオタミさん。
その一言で、あぁ、さっきのアンチの方か、と納得をした。
別に、反省しているものをわざわざ怒る気にもならないので、笑顔で「大丈夫ですよ」とだけ言っておく。
その人は一瞬シルクの方を向いた後、逃げるように去っていった。
気まずかったんだろうな。
でも、勇気を持って謝りに来てくれたことが、素直に嬉しかった。
シルク「まぁ、有名になればこういうこともあんだよな」
「まぁね、」
私は笑って返したつもりだったが、恐らく苦笑いになっていただろう。
ンダホ「それだけ愛されてるってことだよ。ポジティブに受け取ろ!」
「うん、そだね!」
私達はンダホ号に乗り込み、シルク家へと戻った。
「ただいまーー!」
シルク「声でけぇよw」
私はシルク家に帰ると、特にやることも無いので床に寝っ転がった。
シルク「っ邪魔だなぁ!w」
「邪魔してんだもん」
ぼーっと天井を見つめていると、撮影のためにマナーモードにしていたスマホがヴヴヴ…と鳴った。
「ごめんちょっと出てくる」
そう言い残し、廊下へ出る。
「はい」
天『もしもし、こんぺい?』
「あ、レイちゃん!」
天『レイちゃんです!オファー来たから受け取ってくれる〜?』
「なんのオファーですか?」
天『あるドラマの出演。あ、でもこれはまだフィッシャーズのみなさんにも言わないで。』
「わかりました。」
詳しいことは後日話すから、と言って、レイちゃんは電話を切った。
ドラマ出演かあ。
上手くできるかな?
フィッシャーズに言うなっていうのが、なんか我慢できなさそうで怖い。
まぁ、言わないけど。
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未人(プロフ) - まきさん» ご意見ありがとうございます。しかし、作品に合っている、また私の技術不足で変えることができないのです(全体で一つのデザインなので、字体だけを変えることができない)。申し訳ありません。この事を承知の上で、宝物×宝物=シリーズをご愛読頂ければと思います。 (2017年8月17日 16時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 文字がとても見にくいです、part2のような文字にしてください (2017年8月9日 2時) (レス) id: 2ee09fa6eb (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 未人さん!ありがとうございます!part4まで頑張って下さい! (2017年4月19日 21時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます!最近何かと忙しかったりして更新遅れるときもありますが、応援よろしくお願いいたします!これからも鈴蘭さんをドキドキさせられるように精進いたします! (2017年4月16日 15時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 毎日更新されるのを待ってます!すごく面白いです。シルクの1つ1つの行動にキュンキュンしてます! これからも頑張って下さい! (2017年4月16日 13時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年3月31日 18時