おはよ ページ44
目が覚めると、隣にはシルクがいた。
布団がずれて、ちらりと見えるシルクの腕。
その筋肉を見て昨夜の事を思い出した私は、慌てて下を見た。
やはり、服を着ていない。
寝ながら布団の横にあった服を取ろうとしていると、暖かい物がぴとっ、と背中に当たった。
シルクが後ろから抱き付いているのだ。
「ふぁっ!?」
シルク「ふw朝からなんつー声出してんだよw」
「だ、だって、はだk…」
シルク「はいはいおはよ」
私が言おうとしていた事を遮って、シルクはもぞもぞと服を着だした。
といっても、上半身はそのままだが。
「シルクってさ、初めてじゃ、ないでしょ」
シルク「んー?何がー?」
グレーのズボンを履き終わったシルクが、こちらを見ずに言う。
「っ……わかってるくせに」
シルク「わかんなーい」
「……」
シルク「ごめんってw怒んなよw」
とか言って、結局私の質問には答えてくれない。
「昨日の、あれ」
私が口にできるギリギリの言葉で言うと、シルクはこちらを向いた。
そして、真剣な顔になる。
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未人(プロフ) - まきさん» ご意見ありがとうございます。しかし、作品に合っている、また私の技術不足で変えることができないのです(全体で一つのデザインなので、字体だけを変えることができない)。申し訳ありません。この事を承知の上で、宝物×宝物=シリーズをご愛読頂ければと思います。 (2017年8月17日 16時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 文字がとても見にくいです、part2のような文字にしてください (2017年8月9日 2時) (レス) id: 2ee09fa6eb (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 未人さん!ありがとうございます!part4まで頑張って下さい! (2017年4月19日 21時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます!最近何かと忙しかったりして更新遅れるときもありますが、応援よろしくお願いいたします!これからも鈴蘭さんをドキドキさせられるように精進いたします! (2017年4月16日 15時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 毎日更新されるのを待ってます!すごく面白いです。シルクの1つ1つの行動にキュンキュンしてます! これからも頑張って下さい! (2017年4月16日 13時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年3月31日 18時