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クランクアップ ページ20

シルク「お前、フィッシューズ入れば?」


「っえ?」



これはそう、確か、シルクの家でコラボしてたら唐突に言われたやつ。



あれがなかったら今頃私、ここにいないんだよね



思い出を振り返りつつ、演技をする。



ここのシーンも無事終わり、後はトントン拍子で撮影は進んでいった。(適当ですいません!)






いろんな事を思いつつも、やがて二週間がたち、ついにクランクアップ。




スタッフ「はいOKです!お疲れさまでした!」


シルク「ありがとうございましたっ!」


シルクの声に合わせて、私達8人は頭を下げた。



「いや〜…楽しかったね」


モトキ「うん。新鮮だった」


ぺけたん「またやりたくない?」


ンダホ「俺あと5話くらい撮りたい」




そんな雑談を交わしていると、スタッフさんのうちの一人が近寄ってきた。



スタッフ「フィッシャーズさん、撮影、本当にお疲れさまでした!」


どうぞ、と言って渡されたのは、大きな花束。


わあすごい、綺麗、と思ってしばらく見つめていると、シルクが隣で言った。



シルク「これダリアだな」


「なんでわかるの!?」


シルク「あー、いやちょっと。調べたことあって。」



へ〜…と再び視線を手元に戻す。


シルク「確か花言葉は『お疲れさまでした』だった気がする」


スタッフ「さすがわかってらっしゃる笑」


「合ってるんですか!?」


スタッフ「はい。そういう意味を込めて選びました。」



シルクに花…


ちょっと可愛いかも、なんて思いながら、私は口角を上げた。



「シルクがそんなこと知ってるなんて、ちょっと意外かも」


シルク「そう?w」


「…うん。」




時間に空白ができたところで、シルクが挨拶をした。


シルク「それじゃあ、ありがとうございました。また機会がありましたらよろしくお願いいたします。」


スタッフ「いえいえこちらこそ。脚本から出演まで本当にありがとうございました。」




そのまま流れで解散となり、私達は外に用意してあったンダホ号に乗り込む。



楽しかったね〜なんてわいわい会話をしていると、あっという間にシルク家のあるマンションが見えてきた。


この後、リーダー宅でメンバーだけの打ち上げをすることになっている。





シルク「A」



「なぁに〜?」



荷物を置いていると、シルクに手招きで呼ばれた。

薔薇→←シャレになんない



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設定タグ:Fischer's , フィッシャーズ , シルクロード   
作品ジャンル:恋愛
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未人(プロフ) - まきさん» ご意見ありがとうございます。しかし、作品に合っている、また私の技術不足で変えることができないのです(全体で一つのデザインなので、字体だけを変えることができない)。申し訳ありません。この事を承知の上で、宝物×宝物=シリーズをご愛読頂ければと思います。 (2017年8月17日 16時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
まき(プロフ) - 文字がとても見にくいです、part2のような文字にしてください (2017年8月9日 2時) (レス) id: 2ee09fa6eb (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 未人さん!ありがとうございます!part4まで頑張って下さい! (2017年4月19日 21時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)
未人(プロフ) - 鈴蘭さん» ありがとうございます!最近何かと忙しかったりして更新遅れるときもありますが、応援よろしくお願いいたします!これからも鈴蘭さんをドキドキさせられるように精進いたします! (2017年4月16日 15時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
鈴蘭 - 毎日更新されるのを待ってます!すごく面白いです。シルクの1つ1つの行動にキュンキュンしてます! これからも頑張って下さい! (2017年4月16日 13時) (レス) id: 645772283d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/  
作成日時:2017年3月31日 18時

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