宝物×宝物＝ part２ (ページ23)

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シルクside　カミングアウトページ23

あれから１日経った。

今日Aは、大学の友達と買い物や食事をするらしく、俺の家には男５人しかいない。

今いるのは、俺と、マサイと、ダホと、モトキと、ぺけ。

シルク(ったく、昨日からまだ一晩しか経ってねぇんだから、少しはイチャつかせろよ…)

口には出さないだけで、俺だって彼女となるべく一緒にいたい。

昨日のことがあってからすぐなのに、よりによって今日、アイツがいないとは。

モトキ「なんか…シルク今日、表情落ち着かないね」

シルク「っえ、マジで？」

ぺけたん「それ俺も思ってた」

シルク「うわーマジかあ…」

Aと付き合えた、

でも、今はいない。

会いたい。

これらの感情が、きっと原因だろう。

ンダホ「いつにもまして唇でかいしね」

シルク「それは関係ねぇだろw」

ンダホの一言で場が和やかになったところで、俺はついに、昨日の事をカミングアウトすることにしようと思った。

マサイ「シルクちょっと」

シルク「え？」

その時、マサイが俺を手招きで呼び寄せた。

シルク「あー、待ってて」

ンダホ「うん」

よっこらせ、と腰を浮かせて、マサイについていく。

シルク「んで、なんですか」

マサイ「お前、昨日上手く行ったの？」

マサイは俺とAが昨日したことを知っている。

本当にありがたかった。

シルク「っあ～…うーん…うん。////」

マサイ「何顔赤くしてんだよw気になるじゃねぇかw」

_________どうしよ。

協力してくれたマサイには言いたいけど、恥ずかしい…

シルク「いや…昨日さ、ちゃんと話し合って、一応解決はしたんだよ」

マサイ「おう、それで？」

シルク「で、…言いたいこと言えって言ったら」

マサイ「うんw」

シルク「告白、されました////」

マサイ「うおっ！？うえっ！？まあじでぇ！？」

マサイは、ファルコンのアミーボをもらったときと同じような反応になった。

まぁとにかく、反応がスゴい。

マサイ「え、じゃあもうお前ら付き合ってんの？」

シルク「あー、まぁ」

マサイ「おん前やるじゃん!!!!w」

俺の背中をバシバシと叩いて大きく笑うマサイ。

喜んでくれるのは嬉しいが、そんなに叩いたら痛いっすマサイさん。