宝物×宝物＝ part２

いじるな！ ページ28

シルク「好きな人は、俺の隣の人です！」






ちなみに現在並びは左から順に、

私、シルク、はじめしゃちょー

の順だ。









はじめ「え、俺？」



シルク「そっちじゃないそっちじゃないw」



「えー、色々とやばいよそれ」





ガラガラ、とイスを引けば、シルクは「引くなよ！」と叫ぶ。



シルク「こんぺいに決まってんだろ！w」



はじめ「……フゥーーー！」






私は自分の顔に手をやった。





_______熱い。









こんなことで赤面するなんて、私どうしちゃったんだろ







ていうか、動画中に好きだとか大声で叫ばないで欲しい…



シルク「あー、ごめんごめんw」




「っえ？」








はじめ「こんぺい声に出てるwww」




「う、そ！///どっからですか!?」





シルク「こんなことで赤面するなんて、私どうしちゃったんだろ(裏声)から」




「最初っからじゃん……」





はあああああと盛大にため息をつき、顔を手で覆う。




よし、帰ったら説教だ。←




覚えてろシルク！







はじめ「で、こんぺいは？w」




「言うわけないでしょおおおお!!!!w」









かなり長い時間話したので、全ては話せないが、その後も私とシルクいじりはちょくちょく出てきたのであった。









「それじゃ！」




はじめ「また今度ねー!!!!」




シルク「ありがとうございましたー！」









午後６時。



少し日が傾き、空は虹色になっている。



少し冷たい風が弱く吹き、辺りには二人が地面を踏みしめる音だけが響く。





「寒っ」



シルク「そう？お前寒がりだよね」





そう言ってから、無言で歩くシルク。



なんだ、抱き締めたりでもしてくれるのかと思ったのに。






するとシルクは、意地悪に言った。






シルク「抱き締めて、欲しい？」

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