ライブ ページ48
『キャアアアアアアアア!!!!!!!』
ステージに姿を現すやいなや、黄色い歓声が屋内を包んだ。
「みなさんこんばんは!こんぺいです!」
『ワアアアアアアアア!!!!!!』
自己紹介をしても、歓声。
…すごいなこりゃ。
「えー、今日は、まさかこんなに来ていただけるとは思っていなくて。楽屋でめちゃめちゃ緊張してました!」
観客席から、どっと笑いが起こる。
「それでは熱気が冷めないうちに、一曲目いきたいと思います!」
とうとう私の初ライブは、幕を開けた。
そしてついに。
「えー、みなさん、残念ながら、これが最後の曲となってしまいました。」
『えぇーーーーーー!!』
お客さんは、残念そうな声を出してくれる。
持ち歌がもう少しあったら、まだライブやってたかったな。
本当にそう思っていた。
「最後の曲!●●●●!!!!!!」
バンドメンバーとアイコンタクトを取った後、前を向くと、最前列にいるシルクと目が合った。
シルク「(が ん ば れ)」
私には、口パクでそう言っている気がした。
「テンション上げてくよーーー!」
それを受けて私の気持ちは更に高まり、会場の熱気も初め以上になっているように感じる。
いつしか緊張は吹っ飛び、心の底から楽しんでいた。
419人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
未人(プロフ) - ARAFISCHERさん» 虜!?もったいないお言葉です...!ありがとうございます!厚かましくなんてないですよ!これからもよろしくお願いします(´>ω<`) (2018年1月4日 21時) (レス) id: c2cac711d1 (このIDを非表示/違反報告)
ARAFISCHER - 初コメ、失礼します!このお話を読んだ瞬間に未人さんの虜になりました!(厚かましくてすいません笑) 時期遅れのコメントお許しください。シルクの本名を出さない作者さんにキュン (’。’) (2018年1月4日 16時) (レス) id: de06420911 (このIDを非表示/違反報告)
未人 - くるるMAさん» ネタって言うか、妄想を文章にしてるだけのキモいやつだよ(自虐ネタ)wネタなんてありすぎて指が追い付かないくらいだからあげる。て言うかあげさせてください。笑 (2017年3月8日 19時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
くるるMA - 返信ありがと。ネタつきなくていいね。 私は早くもネタ切れ…こんどネタちょうだいwww (2017年3月8日 18時) (レス) id: f4a2dabecd (このIDを非表示/違反報告)
未人 - プロインドさん» ありがとうございます!頑張ります! (2017年3月3日 7時) (レス) id: 667be68691 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:未人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/mijinnhomupe/
作成日時:2017年2月17日 22時