あなたに私は狂わされる

あいつだけは ページ19

隆弘side



女慣れはしてるけれど



ってかいつでも営業スマイルだし、笑



だけど部屋に女を入れるのは



たまに遊びに来る姉貴くらいで



この家に姉貴以外の女を上がらせたことがない



女を抱くのも、付き合ってた時以来



そんな硬いガードを置いてる俺が



なんで今こいつを上げてるのか




自分で自分が分からない




いつもは女から誘ってきても絶対のらないのに



今日は自分から誘ってしまった




隆｢…調子狂うわ｣



真司郎の言ってたとおり



Aは俺のドストレートのルックスだ



まさに理想そのもの



それに俺と同じ匂いがしたことに



ちょっと親近感というのが沸いたりしたし



近づいて悔いはない



俺が誘って乗ってきたんだから



彼氏はいないだろう



それなら必ず、うん



なんとしても俺のものにしてみせる




あ、着るものもってくの忘れてた




まだ入って５分くらいだから




上がってくる心配もなくゆっくり寝室にいく




大きめのTシャツ




とかよくあるシュチュエーションをしてみたくなり




それだけ風呂場に置きにいく




それからリビングにもどって携帯をいじってると




ｶﾞﾁｬ




｢もう！なんでズボン置いてくれないのさ｣




なんてぷんぷんなA




やばい、可愛い




ってか色気がすごい、笑




なんとか理性を保ちながら




でも白い肌に釘付けになりながら




隆｢ﾁｭｯ やっぱＴシャツ1枚にして正解だわ｣




とおでこにキスをして自分も風呂に入りに行った

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