飴色日記

早朝 ページ4

朝だ。



一睡も出来なかった。
今日は学校行ったら眠いんだろうな。

そうあって欲しい。考えたくもない。
昨日のメッセージ。









もしくは夢であって欲しい。
きっと現実。そうだよ。眠れてないんだから。

学校行ったら何言われるかわかんない。
元は他人なわけだし。
他人が同じ場所で勉強するための空間としか私には思えない。



スマフォを見る。
何度見ても変わらない。




監視されてるのかな？

だったら、住所を知っててもおかしくはないが、その住所を教えたやつもおかしいだろう。



近所のおばさん？お姉さん？お兄さん？おじさん？




分かりやしない。




こんな時にいつも思う。







あぁなんで人間関係を作らなかったのだろうと。





元々、人が怖くて。視線とか痛いし。目を見て話せ？やろうとしてるよ。







でも、おばあちゃんには言えない。








雨は失敗作だろう？
ばぁちゃんの名前と同じ。あめ なのに。感じか違うだけでここまで違ってくるのねぇっ。








そう言っているとこを聞いてしまった。
そこからは、人と話すようにはしたけど。声が震えたり、手が震えたり。大変だ。




じゃあ話さければいいかって？それじゃあばぁちゃんを見返せない。









今の自分を変えるためにも。
やりたいことのためにも、。




変わらなければならない。





無理矢理でも、いっその事ぶりっ子のなろうかな。


......嫌われるね。やめとこう。
人気者の条件は、明るくて面白いこと。
私にはその欠けらも無い。それを、今から自分で作るのだ。









大変かもしれないけど1つずつ。


確実に。丁寧に。





もう学校行かないと、









7時だ。









朝ごはんを食べ、歯磨きをし、制服に着替える。









今日も大っ嫌いな学校に行かなきゃね。

嫌い→←文字

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す