じゅう ページ11
さとみside
さとみ「ただいまー」
家に帰り、小さく呟く。
今日は大変でありました…
俺が負けるまで帰らせてくんねーんだもん。
もうわざと負けてやったよ
それでも喜んでたのは可愛かったけどww
お母さん「さとみくんちょうど良かったわね。ご飯出来てるわよ」
さとみ「着替えたら食べます」
お母さん「はーい」
もー!A成分が足りないってのに!
・
部屋着に着替えてリビングへ行くと、既にみんなが集まってた。
食べずに座って。待ってくれるんだ。
なんか嬉しい。
もちろんAも食べずに待っててくれた訳で…
さとみ「ごめん、待たせた」
お母さん「別にいいわよ。じゃ、食べましょ」
お父さん「そうだな。」
「「「『いただきます』」」」
食べてる間にもAの観察は続く
あ、今俺の皿にピーマン入れた
まぁそれに気付かないふりして食べてあげるんだけどね
悪戯が成功した!みたいな顔するAは可愛い
食べながらAを見つめていると、目が合った
『…なに』
あれ?ちょっと不機嫌?
さとみ「なんでもなーい」
俺なんかしたっけ?
まったく覚えがありませぬ。
まぁ、今日も布団潜るし、その時聞くか。
・
・
・
さとみ「Aー!」
ドアを開けて思いっきりAに抱きつく。
この女の子特有のいい匂いは良いっすわぁー。
『…義兄ちゃん彼女いないの』
さとみ「え?彼女?」
『仲良さそうな子といたじゃん』
さとみ「?」
まってまじで何もわかんない
『…家に行くとか』
さとみ「…あー、」
『彼女じゃないの』
さとみ「違うよ。てかあれ男だし」
『え!?』
さとみ「莉犬っていうんだけど、ゲームしに行っただけ」
『…』
後ろからでも分かるように恥ずかしがっているA。
さとみ「…嫉妬してたんだぁー?」
煽るように言い、頭を撫でてみると、満更でもなさそうに
『恥ずかしいからやめて…』
顔を赤くしながらそう言うAに頬が緩む。
義妹と義兄なんていう関係じゃなくて、恋人どうしの関係になりたかったな。
…俺、Aの義兄ちゃんになる前からAのこと好きだったんだよ?
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ころんの嫁 - セクステすきってマジですか?!私も推してます!押しって誰ですか!? (2020年12月11日 20時) (レス) id: 6e464cfef8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽてち - つまりは?私コロナ世代ですね…w(By.小6民) (2020年11月22日 13時) (レス) id: b1186a9550 (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - ファイトォォォォォォォォいっぱぁァァァァつっ! (2020年5月30日 17時) (レス) id: a6bfa6cafe (このIDを非表示/違反報告)
リゼ@純粋少女(プロフ) - ゆいるさん» じゃあ今すぐやってみます(単純) (2020年5月30日 17時) (レス) id: 411bfd759c (このIDを非表示/違反報告)
ゆいる(プロフ) - 続編楽しみ過ぎて鼻血が…頑張って下さいィィィィィィィ (2020年5月30日 17時) (レス) id: a6bfa6cafe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:リゼ@純粋少女 | 作者ホームページ:いやまじね、リゼさん変態じゃないからね。
作成日時:2020年4月23日 12時