＜50＞Satoshi side ページ25
和｢なんか妙ですね！｣
上がる息の中、
和が苦しそうに言った。
潤｢何がだよ！｣
和｢敵！入り口にはすぐいたのに、今は誰もいない！｣
.
そう考えれば、妙だな…。
これだけ屋敷中を走り回って
誰も襲って来ない。
.
智｢罠？！｣
和｢分かんね！｣
とにかく、急いでAを見つけましょう！
そう和が言って
角を曲がった。
.
.
｢大野さん…。｣
曲がった先に、
探し続けてたAを見つける。
真っ黒の膝丈のドレスを着て
髪を緩くカーブさせたA。
.
智｢Aっ！！｣
潤｢良かった、怪我は？｣
.
あ｢帰ってください。｣
え………？
あ｢聞こえませんでした？帰ってください。｣
和｢おい、何言って…｣
和が何か言ってるけど
俺の意識は全てAに向いていた。
.
智｢A……？｣
あ｢帰って！！！｣
思わず手を伸ばすと
廊下の真っ暗な闇から
スッと手が伸びて
Aの白い体に巻き付いていった。
.
智｢な…｣
領｢………はじめまして。｣
闇から姿を表した、
端正な顔立ちをした男が
Aに抱き付いたまま、
ニヤリと笑った。
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夕莉 - 小説の続き待ってマッス！ (2013年9月19日 18時) (
レス) id: 6a35a92de0 (このIDを非表示/違反報告)
いつご(プロフ) - 続きが気になります！更新頑張って下さい (2013年8月10日 17時) (レス) id: eac0e39493 (このIDを非表示/違反報告)
詩織 - はじめまして。小説の内容が大好きです!更新ずっと待ってます♪ (2012年10月14日 11時) (レス) id: 49c4a057ec (このIDを非表示/違反報告)
（‘◇‘）アイサク（`・3・´） - まさかの成瀬領さんですか？今、再放送してまっせ！！ (2012年9月5日 19時) (レス) id: 40b911f49e (このIDを非表示/違反報告)
獅苑 - 面白かったです！更新頑張って下さい (2012年8月8日 22時) (レス) id: 36a578a264 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：せっちゃん。 | 作成日時：2012年5月9日 8時
