おさかなレインボーズ♪ 【Fischer's】 【短編集】

www　クリスマス本夜のプレゼント　　シルクロード（春ニャン） ページ10

シルクロードside

今日はクリスマス。

街では今日までのイルミネーションを見に人々がやってくる。

俺が誘った、彼女を。

シルクおい!

貴方何?シルク?

シルククリスマスの夜って、空いてるか?

貴方何かあるの?

シルクいや、あのイルミネーションを見たいけど男一人じゃ、恥ずいだろ!

貴方うーん、了解!で、何処に行く?

シルクとりあえず、俺の家に来て!

で、今彼女が隣にいる。

俺は彼女が好きだ。

今だって右のポケットには指輪が入ってる。

でも、話しを切り出せない。

俺って＿＿＿＿。

なんて、思ってると彼女は心配そうに俺を見る。

貴方｢おーい、シルク〜！｣

俺は、はっと、我に返る。

｢あ〜ごめんな！｣

貴方｢良いよ！それにしてもイルミネーション綺麗だね！｣

｢あ、あ〜そうだなぁ〜｣

本当は早く想いを伝えたいのに＿＿＿＿＿。

こんなはずじゃないのに＿＿＿＿＿＿。

勇気を振り絞った。

｢あの、お前！｣

貴方｢何？｣

彼女は俺がこれから告白するなんて思っていない雰囲気で聞く。

想いを伝える。

｢俺と付き合ってください。｣

彼女は笑顔で｢静かにしよ！｣と俺のタラコ唇を押さえる。

￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣

そして、帰り道。

彼女は人気の無いところで｢楽しかったね。｣と言い俺の唇に口づけをした。

貴方｢ありがとう、シルク。｣

俺は恥ずかしさを隠せないまま家に帰る。

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