方言女子は天然で…？2【Fischer's】

依兎「関わるな」 ページ20

Aside


うちらはンダホに連れられ、ぺけのいる病院へ言った。


右腕をやってしまったみたいで、試合に出るのは飽きらめることになった。


ぺけ「せっかく、他の奴らから試合勝ち取ったのに……さ。こんなのってないよ……っ(泣)」


シルク「ぺけ……っ、ごめんな。俺らがもっと気おつけてりゃ……」


ぺけ「謝らないで、皆のせいじゃないから。」


ぺけはとても悔しそうな顔で、服の裾を握って涙していた。


シルクやマサイ、ンダホにモトキ、ダーマやザカオもとても悲しそうな顔をしていた。


……嫌だ、うちはみんなに楽しく笑っていて欲しい。


また笑顔でこちらに手を伸ばし、呼びかけて欲しい。


--------ｷﾘﾄﾘ線--------


シルク「A早くしろ！」


モトキ「A早く〜！」


マサイ「ダホもうちょっと急いで！」


ンダホ「これで精一杯」


ダーマ「遅っ(笑)」


ザカオ「おらー」


ぺけ「A！！行こう？」


--------ｷﾘﾄﾘ線--------


やだ……コメント欄もそう、こういうアンチの人達がやる行動もそう……最近エスカレートしてる。


何も楽しんでもらおうと思って出してる動画のコメント欄で言い争わんでええやん。


それを見て不快になっている人もおるから、うちみたいに……


というかアンチする奴もわざわざコメント欄に書き込んできてるってことはいちいち見に来てるってことにならん？


わざわざそんなめんどくさい事までして人を傷つける精神が信じられんわ、うちには……


家の前にゴミを捨てたりストーカーしたり……


辞めてよ、なんか、見てるだけってめっちゃ苦しいやん。


うち……なんも出来ひんやん……


なにかしてあげたいけど……もう何してもまたうちが叩かれるだけやし……


A「っ……」


ぺけ「……A？」


うちが泣きそうになっていると、うちの携帯に電話がかかってきた。


依兎からだ……うちはみんなにごめんと言って病院の外へ出た。


A「……っ、もしもし」


依兎「もしもし……A、泣いてるのか……？」


A「な、泣いて、ないよ……ｸﾞｽｯ」


依兎「……お前らさぁ、最近全然楽しそうじゃないよな。」


A「……え？」


依兎「あいつらといてもAが傷つくだけだよ……だから……。……もうあいつらに関わるな。」


なんで……そんなこと言うの……？

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