6話 ページ9
モトキside
俺がシルクと話をしていると、急にAちゃんの動きが止まった。
俺の手元を見たまま固まっている……
その俺の手元には……
シルク「ん……あーお前腹減ってるからってモトキの弁当狙うなよ(笑)」
俺もシルクの言う通りお腹が空いてるのかなと思い
食べるかどうか聞こうとした時、
A「これ……」
モトキ「え？」
A「これ……全部モトキさん一人で作りはったん！？」
モトキ「え、うんwwそうだけど……」
いきなり凄い乗り出して聞いてくるので驚いた。
ここまで俺に素で絡んで来る人、シルク達以外に初めてなんだけど…(笑)
A「えー！凄い！！シェフ？シェフなんか君は？」
凄く興奮してるみたいwww
なんか可愛いな……
A「いいなぁ〜羨ましいな〜！
うち料理出来ひんからホンマに羨ましいっ！」
目がキラキラしてるよ(笑)
シルク「え、お前女なのに料理出来ねーの？ダセーwww」
シルクは面白半分で人をからかうのが好き……
いつか女の子を泣かせちゃうかもしれないと思うと、心配しちゃうよ。
A「うっさい！」
でもまぁ……良い奴なんだけどさ
それにしても……仲良しだな〜この2人……(笑)
そんなことを思っていると、後ろから話しかけられる。
その声の主は、一緒にお昼を食べていたザカオだ。
ザカオ「ねぇ、モトキ……あの子は？」
モトキ「あー!!そう言えば、ザカオはまだ知らなかったね。あの子はね、マサイの友達で、俺達の友達(笑)」
ザカオ「んーなるほど……？ww」
すっかりAちゃんが俺たちに馴染んでて、うっかり紹介を忘れるところだった。
それはAちゃんも同じだったようで……
A「あ、挨拶が遅れてしもうてホンマにごめんなさい！うちは関西から越してきた、糸魚川Aって言います！よろしく(笑)」
ザカオ「あ、俺はザカオ…モトキ達の親友……？です。よろしくね、糸魚川さん。」
シルク「なんで疑問形？親友だろ？」
ザカオ「はは、ありがとう(笑)」
A「苗字呼びってなんか堅苦しいわ…Aでええよ？」
ザカオ「そう？…じゃあ俺もザカオでいいよ。俺達、もう友達だもんね(ニコッ」
A「友達……(ぱああああ
うん!!せやな！じゃあシルク達も呼び捨てで行くわ！」
モトキ「俺は別にいいよ、ね？シルク」
シルク「おう！じゃあ俺らもお前のこと呼び捨てな!!」
A「うん(ニコッ」
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バニレ - みっこさん» 神だなんてそんな……wwありがとうございます笑めっちゃ気分上げりしゃすですww (2019年8月27日 20時) (
レス) id: e93cd56410 (このIDを非表示/違反報告)
みっこ - バニレ様神ですね！学園もの大好きなんです！私得ですw更新楽しみにしてます！頑張って下さい！ (2019年8月27日 20時) (レス) id: f38aff3a8c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：バニレ | 作成日時：2019年8月9日 23時
