052 夜 ページ9
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とんでもないぞこの状況
私の寝る部屋争奪戦会議が始まって早20分
長えええ!!!もう寝たいいいいいいいい
「もう俺の部屋ね!だって俺が連れて来たんだし!」
そう言い、私の腕をぐいっと引っ張るそらちぃ
ふらつく私をするりとバックハグし、ニヤニヤしながらえいちゃんが言う
「ノンノンノン、ここは一番安全な俺っしょ?」
「「「えいちゃんが一番危ねえわ!!」」」
…もうソファでいいよ(疲)
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そらちぃside
Aがどこに寝るかの言い合いで30分も経ってしまった
ふと彼女を見るとツリメに寄りかかってすやすや眠っている
ツリメも うとうとしている
何だよこいつら!!カップルか!
カチンときながらもエイジとリクヲに視線で訴えると2人ともギョッとしたように目を見開く
「ちょ、みっくん?流石の俺も2人で添い寝は怒るよ」
「でも今日疲れただろうし寝かせてあげない?」
ハリセンで叩き起こそうとするエイジとAに気を使うリクヲ
結局5人でリビングに寝ることになりました。ちぇっ。
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ごつん、と頭に痛みを感じ、目を覚ます
ようへいくんにめちゃくちゃ説教されるという謎の夢から覚め、意識をはっきりさせる
もしかして正夢……、じゃないよね。怖い怖い。
ゴシゴシと目をこするとばさりと肩にかかっていた毛布の落ちる音
あ、誰か毛布かけてくれたんだ…てかなんで私座って寝てるんだ
暗闇に目を慣らして自分の体制と周りの状況をよく確認する
私に寄りかかって寝ているみっくん、床で寝るそらくんとりっくん
さてはみっくん頭突きしたな…
そして暗闇の中パチパチとパソコンをいじるえいちゃん
みっくんをソファにそっと倒して毛布をかける
みんなの寝顔が可愛すぎるのでこっそりスマホで撮影
私が起きたことに気づいていないえいちゃんの背中に小さく声をかける
『えーいちゃん』
「お、起きたんだ。まだ夜中の3時だけどね」
パソコンから目を離さずに低めの声で返事が返ってくる
「どうしたの、寝れない?」
『ううん、なんか起きちゃっただけ』
「ふーん。寒くない?大丈夫?」
『んーちょっと』
さっきまでみっくんとくっついていたからか、少し肌寒い
風邪ひくよ、おいでって毛布を広げて自分の隣をぽんぽんと叩くえいちゃん
オカンや
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mineらるな(プロフ) - りんごじゃむさん» どうも〜〜 (2019年8月15日 22時) (レス) id: 6e98d5f4a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - mineらるなさん» ご指摘ありがとうございます!次更新する際に直させていただきます!!わざわざありがとうございました! (2019年8月15日 17時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
mineらるな(プロフ) - 最初のページ、名前変換できません! (2019年8月14日 16時) (レス) id: 6e98d5f4a7 (このIDを非表示/違反報告)
りんごじゃむ(プロフ) - 氷咲花凛さん» 大変お待たせしました…!少しずつながら頑張りますね、コメントありがとうございます! (2019年7月16日 18時) (レス) id: 009a13994c (このIDを非表示/違反報告)
氷咲花凛(プロフ) - おかえりなさい!(?)次の更新楽しみにしてます! (2019年7月16日 16時) (レス) id: 2835fbeb75 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:りんごじゃむ | 作成日時:2019年2月2日 20時