FiELD 畑での1日［2］ (ページ44)

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087 はじめまして！(2) ページ44

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(動画だと荷造りが先ですが少しご了承ください！)

そんなこんなでテツヤの家に来ましたよと。

あっやばいもうお腹すいたな

「もしかしてお腹空いてる？」

『えっ』

ボケーっとひたすらに段ボールをたたんでいたら、ひょこっと私の顔を覗き込んできたはじめさん

やだー！よくわかったんじゃないのー！！！

(お腹空きすぎて狂ってるとかそんなんじゃないよ)

でもここでお腹空いたなんて言ったら「は？もう？ダメだこいつ」ってテツヤに思われそうだから我慢する

『えっいや、全然！超元気です！』

「ねえよだれ出てるけど」

ケラケラと笑いながらティッシュでよだれを拭いてくれるはじめさん、この人もうお母さんなのかな

そんな私に気づいたのか、ようへいくんが近づいてくる

「Aちゃん、ひと段落着いたらカレーパン半分こしましょう？俺おやつ用に持ってきたんですよ」

『ようへいくん…！！』

そう言ってしーっと唇に指を当てて楽しそうに笑う

ほんとにこの人優しいし気がきくし完璧なんだけどとりあえず前髪が気になって仕方ないよ

「とりあえず飯行くか」

「なんかある？お店」

「あぁ、カレー屋さんがあります！」

「「おおお～～！」」

上からはじめさん、だいちくん、テツヤ、全員

はじめさんが気きかせてくれたのか、休憩の提案をしてくれる

おやつのカレーパン×カレー屋さんでお昼ご飯

あれっインド人？？

ようへいくんと目配せをして少し吹き出す

「Aさん、カレーで大丈夫ですか？」

『う、うん！カレー大好き！』

良かったあ、と笑うテツヤ

目配せしたりお腹空かせててボケっとしてたりだったからもしかして心配させちゃった！？

罪悪感に浸っていると、だいちくんに優しく腕を引っ張られて立たされた

「ほらっ！お腹空いてたんでしょ！もうみんなわかってんだから遠慮しないで言いなさい」

『え』

はじめさんを見ると俺言ってないよ、とばかりにあざとく首をふるふると振る

そんなにお腹空かせた獣の顔してた私？

「俺にも遠慮しないでください、もう、バカな弟みたいに接してくれて大丈夫なんで！」

『テツヤァ…』

「お手伝いさせちゃってごめんなさい！みんなで飯、行きましょう！」

「「「「『おーーっ！』」」」」

新メンバーは、可愛くて優しい男の子みたいです

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