距離感 ページ34
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日付が変わりそうになったこの時間。
そう、あの大イベントが始まる。
と、その前に準備がある。
マサイ「コンビニ行ってくるけど、なんかいるもんある？」
シルク「酒ー！」
ンダホ「ファミチキー！」
ぺけたん「俺はいいやー。」
『私もー。』
モトキ「俺も行くよ。」
マサイ「じゃあ、行ってくる。」
マサイとモトキはコンビニに行った。
珍しいな、あの二人で行くなんて。
仲悪いわけじゃないけど、どっちかって言うと二人ともサポートタイプっていうか。
シルクに付いてく、ンダホに付いてくとかが多いんだよね。
暫くしてガチャ、とドアが開く音がしてマサイとモトキが帰ってきた。
お酒とかおつまみとかを机に並べて、呑み始める。
お酒も進んで、それなりにふわふわし始めていつものように没収された。
マサイ「お前、強くないんだから。はい、もう終わり。」
『えー、けち。』
ぺけたん「吉田が来たぞー！」
モトキ「ぺけも呑みすぎ。水飲んで。」
シルク「これからなのに、脱落者二人？笑」
ンダホ「Aだけ寝かしとく？」
『私だって、やりたいー。』
む、と眉間にシワを寄せるとモトキがふふ、と笑った。
モトキ「その不満そうな顔やめて。笑」
『…うるさい。』
シルク「モトキ嫌われた。笑」
モトキ「ごめんって。笑」
二つ隣のベッドに座っていたモトキは、私が座っているベッドに来た。
モトキもお酒入ってるから、若干酔ってると思う。
だって、距離感がないから。
いつもなら、三つ分の拳ぐらい空けて座るのに……。
モトキ「……怒んないでよ。笑 ね？」
すぐ隣にモトキがいる。
隣を向けば、目の前に顔があるぐらいの近さ。
心臓に悪い……。
『……っ怒ってない。』
モトキ「本当に？」
『……うん。』
モトキ「…ありがとう。」
『………っえ。』
小さな子供をあやす様に、私の頭に手を乗せた。
『わっ……。』
モトキ「……よし。」
髪をわしゃわしゃされた。
なに、これ…。
髪をわしゃわしゃするモトキと、されるがままの私。
モトキを見るといつもより柔らかく笑った。
『……そんなのずるいよ。』
モトキ「ん？どうかした？」
『…ううん、なんでもないよ。』
よかった、聞こえてなかった…。
なんて、甘く考えなければよかった。
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リス\(~∀~)/(プロフ) - 最初の所(文章)がボカロ曲のヒバナみたいだけど好きだよ♪ (2019年4月7日 12時) (
レス) id: ac82e2e5a5 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ子(プロフ) - 小町屋さん» コメントありがとうございます！お楽しみいただけるように頑張ります！ (2018年1月22日 7時) (レス) id: 7373f4f27f (このIDを非表示/違反報告)
小町屋(プロフ) - やばい続きが気になる。更新頑張ってください(*^ω^*) (2018年1月21日 0時) (レス) id: 40b138f6e9 (このIDを非表示/違反報告)
ねこ子(プロフ) - 夜叉月さん» ただ、ひたすらに自分が言われたいことを言ってもらってます。笑 ありがとうございます！頑張ります！ (2018年1月16日 23時) (レス) id: 7373f4f27f (このIDを非表示/違反報告)
夜叉月(プロフ) - 俺は嫌じゃ無いけどね。って言われてみたいですね！リクについては書かなくても大丈夫です。本編の方が楽しみなので！ (2018年1月15日 22時) (レス) id: f9d0823dcd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ねこ子 | 作成日時：2017年12月27日 11時
