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怖い。






久々に自分のオトンが怖いと感じた。









今でも睨んでくる目を見れば殴られるんちゃうんかって思う。









どうしよ。









俺とオトンはこうやってしょっちゅう将来のことで口喧嘩をしてた。

そんでそれをいつも止めてくれとったのは姉ちゃんやった。おかげでなんとか収まり、無言で仲直りをさせてた。


でも姉ちゃんがおらん日とかはなるべく話さんようにしとった。

普段の関係はどこかいつもギスギスしとって、ぎこちなかった。



’’

さ「例えばさ、食堂で働いとるときに常連さんと話で盛り上がったり、料理が美味しいって言われるとな、私ものすごく幸せを感じるんさ。だから仕事はめちゃくちゃ楽しいし、続けれるん。

姉ちゃんはな、大毅には大毅の好きなようにいきてってほしい。せやからそんな焦らんでええ。これから大学でいろんなことを経験して、'俺、今ちゃんと生きとる'って感じさせてくれるものに出会えるから。絶対。大丈夫。」

’’


いつかそうやって慰めてくれとったなぁ。




頭冷やすためにバッティングセンターや昔よう遊んどった公園やいろんな場所へ行ったけどいつも姉ちゃんは俺のことを迎えに来てくれた。



姉ちゃんの大丈夫は魔法の言葉みたいで、ほんまに何もかもが大丈夫になると信じてた。




もうすぐ夢が見つかって、めっちゃいい人生を送って、オトンより幸せになって見返したるって思ってた。








でもいつまでたっても夢なんかより、長く続く趣味すら見つけれへんかった。









そして二週間前、いきなり姉ちゃんが死んだ。



俺は最強の味方を失ってしまった。









このままこの家に二人だけでは生活できへん。


オトンと同じ空間におるだけでプレッシャーを感じて、息苦しくなる。









…一人になった俺にできることはもうひとつしかない、













重父「うっ”-」



精一杯の力でオトンを突き放したら、ダッシュで家を飛び出した。








重父「ちょっ、おい!」









思いっきり走った。





どこに行くかはわからず、迎え風と涙を頬に感じながらただただ走った。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - rinri1005さん» rinri1005さん、コメントありがとうございます!どうなるかわからないですが、挑戦してみます! (2017年12月30日 22時) (レス) id: 5fd9b08496 (このIDを非表示/違反報告)
rinri1005(プロフ) - 英語が苦手なのでぜひしていただきたいです! (2017年12月29日 23時) (レス) id: 0d7ca82480 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - hinaさん» 初コメ嬉しいです!頑張ります! (2017年12月19日 20時) (レス) id: 5fd9b08496 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - メッセージありがとうございます!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年12月19日 20時) (レス) id: 2e7b7af78f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=kawaieri612  
作成日時:2017年12月9日 8時

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