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やっぱりお金がないから病院までは走った。

病院が意外と大学から近くってよかった、、、




重「あの、、はぁ、、、はぁ、、、、桜庭Aさんの病室はどこですか?」



受付のお姉さんも驚きながら、3階の85病室です、って答えてくれた。



エレベーターを乗って3階の85病室まで近づいたら、特徴的な笑いが聞こえてきた。



「あひゃひゃひゃひゃ、なんやそれ〜」


『だって本当なんやもん〜』



少し開いてあったドアから覗き込んだら、ベッドに寝っ転がっとった桜庭さんの隣には見知らぬ男が座っとった。



そのままジーッと見とったら、中におった桜庭さんと目があった。




『あっ!重岡くん!』




ずっと覗き込んどったのが急に恥ずかしくなって、名前を呼んでもらっても入るのに戸惑った。




『なにしてんの、重岡くん?』



重「あ、別に、、お邪魔します。」




がらがらがら




「あー、これがさっきの重岡くんって人?」



『そう。』



重「どうも、」




『この人は桐山照史先輩。同じ教育学部なの、」




重「初めまして。」




桐「桐山です。よろしく。っていうか、あんた、すごい汗やな。」




重「あ、、ちょっと、走ってきちゃったんで。」




『え?重岡くん、走ってきたの?!』




重「まぁ、」




桐「めっちゃ必死やん。笑」




『なんか飲む?水しかないけど、、』




重「うん、結構喉乾いた。」




『ちょっと待ってね。』






桜庭さんが俺に水のペットボトルを探してくれとる間、俺はチラチラ桐山さんの方を見てた。

なんなん、さっきから、この人。

必死とか言いやがって。



そもそもなんでこいつは桜庭さんが入院しとるの知っとるのに、俺は知らんの?



この短髪野郎。




俺の視線に気づいたのか、桐山さんはクスッと笑った。




桐「ふっ、、なるほどね、、、」



うわ。こいつまで。



桐「A、俺もう帰るわ。」



『え?もう帰っちゃうの?』



桐「俺この後から家帰ってレポート書かなあかんねん。ごめんな。ほな、お二人でごゆっくり。」





そう言って桐山さんは病室から出て行った。








、、、呼び捨てで桜庭さんと話しとった。







あぁぁ、、、むしゃくしゃする。

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設定タグ:ジャニーズWEST , 重岡大毅   
作品ジャンル:恋愛
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(プロフ) - rinri1005さん» rinri1005さん、コメントありがとうございます!どうなるかわからないですが、挑戦してみます! (2017年12月30日 22時) (レス) id: 5fd9b08496 (このIDを非表示/違反報告)
rinri1005(プロフ) - 英語が苦手なのでぜひしていただきたいです! (2017年12月29日 23時) (レス) id: 0d7ca82480 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - hinaさん» 初コメ嬉しいです!頑張ります! (2017年12月19日 20時) (レス) id: 5fd9b08496 (このIDを非表示/違反報告)
hina(プロフ) - メッセージありがとうございます!更新楽しみにしてます!頑張ってください! (2017年12月19日 20時) (レス) id: 2e7b7af78f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名: | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/personal.php?t=kawaieri612  
作成日時:2017年12月9日 8時

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