今日:3 hit、昨日:0 hit、合計:35,033 hit
小|中|大
223#桜吹雪と二人 ページ32
.
桜が咲いた、本丸の庭。
桜の木の下で語り合う二人。
審神者・守篠祈与
刀剣女士、姫鶴一文字・A
『此処まで、長かったですね』
「あぁ」
『刀剣である私でさえ、そう感じたんです。
祈与様なんて、もっとでしょう?』
「すごく、長かったようで短かった」
『え……?』
「楽しいことは短く感じるものなんだよ」
大きく吹いた桜を纏った風。
祈与はその中で笑った。
『そういうものなのですね……。
これからも、ずっと一緒ですから。
もっと沢山祈与様が知っていることを教えて下さいね』
「もちろん」
祈与が立ち上がると、Aも立ち上がり向き直った。
『祈与様』
「ん?」
『幾久しく、貴方の
――END.
.
――#越前国921番 事後調査報告書→←222#所有物と目覚
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます
161人がお気に入り
161人がお気に入り
「刀剣乱舞」関連の作品
この作品を含むプレイリスト ( リスト作成 )
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:久遠深ヶ | 作成日時:2017年1月15日 17時