＊ ページ28
貴方side
お前は一回引っ込めよ馬鹿。
僕説明してるの。分かる？最後まで言わせろ。
『ちょっと絡まれただけですよ。
見かけが酷そうなだけで、大丈夫です。
取り敢えず見えないように包帯ください。』
森「大丈夫じゃあないでしょうに…
まあ、包帯ね。いつものところにあるわ。」
『あーい。』
包帯は確かこっちの棚の上から2番目で左から3番目に…
『あった。』
真っ白な包帯。
大きさからして最近買ったものかな？
まあ、当たってるかは知らないけど。
するすると包帯を巻く。馴れてるから簡単。
身体中にいっぱい傷痕あるし、自分で手当てするから。
森「何かあったら頼るのよ？」
『僕ができないの知ってるくせに。
まあ善処しますよ。
じゃあ、失礼しました。』
ひとつ礼をして"待ってよー！"って叫んでる
栞菜を置いて保健室をでる。
栞菜「酷いなぁ、うちを置いてくなんて。」
『はいはい、すまん。
取り敢えず、この事は零達には内緒にして。
僕が何とかするから。』
といっても、あっちから確実に手を出してくるまで
我慢しないといけないんだよなぁ。
栞菜「…本当にいいの？言わなくて。」
急に立ち止まった栞菜に僕も立ち止まる
その顔は心配の色一色で。
『大丈夫。
大丈夫だから、栞菜がそんな顔しないでよ。
調子狂っちゃうから。』
栞菜「……そーだよね！
うちがこんなのは柚月たん好きじゃないもんね！
てか、ツンデレのデレ頂きましたぁ！」
『ツンデレじゃない。』
騒いでる栞菜を放置して教室に入る。
諸伏「あ、柚。」
最初に気づいたのは扉の近くにいた景光。
その後ろから零、松田、萩原、伊達と来る。
零「っ！その腕どうした？」
『火傷した。』
萩原「は！？ちょっ、大丈夫なの！？」
零は僕の腕に巻かれた包帯に気づいて聞いてくる
それに対する返答に萩原は僕の肩を掴んで揺らす
まっ、待って待って。酔うから…
『だ、大丈夫、だってば。だから、揺らすのやめ…』
松田「落ち着け、萩原。」
伊達「一回、離してやれ。
柚月が酔って目を回しそうだぞ。」
伊達と松田の手によって萩原は引き剥がされる
やべ、目が回ってくらくらしてきたぁ…。
松田「じゃあ、詳しく教えてくれるよな？」
怖いよ、松田。ただでさえ目付き悪いのに。
『詳しくもなにも、ただの火傷だよ。』
諸伏「じゃあ、何で調理室に行ったの？」
…いや、何で知ってるの？
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スコッチ - いいかのしれません (2020年6月3日 9時) (
レス) id: 181466fbb4 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - スコッチさん» いいですねー！いっそのこと伊達さんを除く全ルート作っちゃいますか！ (2020年5月29日 8時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
スコッチ - オチは諸伏景光がいいです (2020年5月28日 23時) (レス) id: 38b46500a8 (このIDを非表示/違反報告)
ぽこぽん(プロフ) - NaNa.さん» ありがとうございます！そう言っていただけてすごく嬉しいです！おかげで頑張れそうです(*‘ω‘ *) (2020年5月27日 15時) (レス) id: b37f06fbda (このIDを非表示/違反報告)
NaNa.(プロフ) - ぽこぽんさん» コメントの返信ありがとうございます！了解いたしました！もう一度前のお話を読みながら楽しみに待っております！これからも頑張って下さい！ (2020年5月27日 14時) (レス) id: be4bd3f8fd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ぽこぽん | 作成日時：2020年5月12日 19時
