Fateプリキュア！

Battle File Final〜キュアアックス〜 ページ43

〜アックス視点〜

最後の力を振り絞り攻撃したが…あっちはまだ戦う力は残っているだろう



でも…私はもう体力も気力も限界に来ていた

「…はぁ……」


スゥｯと身体の色が金色に透けていくのを確認し、カードに吸い込まれるのを待とうと目を瞑った時、“それ”は頭に降ってきた


「これは……スピアーの…！」


さっきの攻撃で吹っ飛ばされた野獣から零れ出てきたのだろうか


「でも…良かった…



無事に…取り返せて…」



スピアーのカードを胸に抱きながら私は封印され、また眠りについた。





〜ブラッディ視点〜

アックス……

よく頑張ったわね…

これで残るは…私とスピリットだけ




待ってて…今行くから




私はさっきまでアックスが居た場所に立っている

今は、まるで最初からいなかったように痕がなく、その代わり2枚のカードが地面に落ちていた

「スピアーとアックス…カード回収完了…」





いずれ自分もこうなる…

既に分かりきった事だけど…そう思うと少し寂しい気持ちが感じられる


「さて…と」


私にはやることが2つある


まずは…マスターにこのカードを届けること

これを優先させるのが先…




もう1つは、キュアチェンジと戦うこと



あの時の決着をつけないと気がすまない


でも今は……ロストギアに取り込まれてる状態



せめて…キュアチェンジ…そのままの貴方で戦いたかった…



〜澪視点〜

輝との思い出の品である本





やはり、これがすべての鍵を握っていた…




「全部……思い出した…」


本の表紙を撫でながらその真実を思い出す



「ｸｯ……アッハハハハハ！！


そう……！…そういうことだったのね！」



私にはもう何の疑問も浮かばなかった


と言うのも、すべてを知ったことでその疑問も解消されたと同時に今までの事がすべて馬鹿らしく思えたからである。




〜爛視点〜

部屋の扉を少し開け澪の様子を見ていた


「…澪……どういうこと…？」








作者の雑談コーナー！

ホント久々ですねーこのコーナー
(毎回言ってるw)

さて、今回は小説の話を。

これ書いてきて1年経つんだなーと最近思いますね。
確か…1つの作品に50話まで書けると思うんですが、それまでにはファイターカルテット編書き終えたいですね

ファイターカルテットもあと2人、輝も大変な状態で…
どんどんクライマックスへと向かっていく本作

…ですが、続編書きたいと思ってます！！！
新キャラも出す予定です お楽しみに！

ではまた！

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