S / R.S ページ6
「ねぇなんで美勇人なの」
まさか待ち伏せされているとは思わなかったらしい。
幼馴染の俺の姿に君は肩を震わせた。
「……龍也」
幼馴染の俺とAはいつも一緒だった。
俺はAの考えることが何でも分かった。
それはAもだと思っていた、だけど違った。
「…なんでって顔」
「……」
「俺はね、Aの心が読めるんだよ」
ジリジリと、一歩ずつ、
歩み寄ると同時に心へと侵入した。
「……まさか、」
怯えるその目。
「信じなくてもいいよ。
でも美勇人じゃなくて俺にしなよ」
いつものように部屋へと上がり、
初めてAを押し倒した。
「やっ…」
バタバタと、顔を横に振り抵抗する。
「…そんなに嫌？」
「っ……」
「へぇ、嫌なんだね…」
能力のおかげで、返事を口にされる前に全て読み取れた。
「っ、じゃあ、良くしてあげる…」
スルッと制服のリボンに手をかけると、淡い水色の下着が目に映った。
Aはあまり自分のことについては考えない。
だから毎日近くにいて探ってやっても、その色までは教えてくれることはなかった。
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kinpuri(プロフ) - 隣のあらんくん見れませんか？ (2019年3月14日 17時) (
レス) id: 9586bd66cc (このIDを非表示/違反報告)
らら(プロフ) - 作者さんの作品がほんとにどれも素敵で、ぜんぶ読ませていただいてます！これからも楽しみにしてます！ (2017年11月10日 1時) (レス) id: 0035240be2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：踊れる人大好き芸人
| 作成日時：2017年11月9日 0時
